Microsoft AI案件が1年半で13倍に急増 「Copilot」案件はコーディング支援を超えてM365・Copilot Studioへ拡大——フリーランスジョブ調査
Microsoft AI案件が1年半で13倍に急増 「Copilot」案件はコーディング支援を超えてM365・Copilot Studioへ拡大——フリーランスジョブ調査 株式会社Hajimariのプレスリリース
株式会社HajimariがPR TIMESで配信したプレスリリースの原文を、Zero Press が転載して掲載しています。

「プロパートナーズブランド」を展開する株式会社Hajimari(本社:東京都渋谷区、代表取締役:木村直人)が運営するフリーランスエンジニア向けマッチングサービス「フリーランスジョブ」は、自社案件データベースをもとに「Copilot」を含む案件動向を調査しました。その結果、Copilot関連案件が2025年1月の5件から2026年5月には65件へと、約13倍に拡大していることが明らかになりました。

「Copilot」はGitHubのコーディング支援ツールとして広く知られていますが、今回の分析では、Microsoft 365(M365)への統合やカスタムAIエージェント構築ツール「Copilot Studio」を対象とした案件が急増。コーディング支援にとどまらないMicrosoft AIプラットフォーム全体への需要拡大が確認されました。
≪アンケート利用条件≫
-
調査結果は自由にご活用ください。
但し情報の引用元として「フリーランスジョブ」の名前を明記してください。 -
ウェブサイトで使用する場合は、引用元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://freelance-job.com/contents/news/research/3699
調査概要
項目
内容
データソース
フリーランスジョブ(FJ)案件データベース
分析対象
分析対象期間
2025年1月〜2026年5月
累計分類
案件本文の共起キーワードにより「GitHub Copilot系」「M365/Copilot Studio系」「その他」に分類
単価フィルタ
月額20万円未満・300万円超を外れ値として除外
2026年5月に65件——1年半で13倍の急増
Copilot関連案件の月次推移を、案件本文から読み取れる類型別に集計した。

月
GitHub系
M365系
その他
合計
2025-01
2
0
3
5
2025-06
4
4
12
20
2025-10
8
15
16
39
2026-01
7
5
22
34
2026-03
11
5
28
44
2026-05
24
14
27
65
2025年10月のスパイク(39件)では、M365/Copilot Studio系(15件)がGitHub系(8件)を上回った。2026年5月(65件)は全期間の最高値で、GitHub系(24件)・M365系(14件)が両輪で増加している。
「Copilot」は今や3種類の異なる需要を持つ
案件本文の共起キーワードを分析すると、「Copilot」という名称が持つ需要は大きく3つに分類できる。
① GitHub Copilot(コーディング支援)
エンジニアの開発環境に組み込まれるコーディング補助ツール。GitHub(52%共起)との組み合わせで登場し、Pythonやバックエンド開発スキルと並列で要件に記載される。フリーランスエンジニアが日常業務で使うツールとしての需要が中心だ。
案件例:「GitHub Copilotを活用した開発プロセス効率化」「AIコーディングツール活用を前提としたチーム開発」
② Microsoft 365 Copilot(企業業務のAI化)
Microsoft 365の各アプリ(Teams・Outlook・Word・Excel)にCopilot機能を導入・展開する案件。企業全体へのM365 Copilotロールアウトや、社員向けの利活用促進・ガバナンス整備を担うロールが増加している。単価は78.2万円と3類型の中で最も低いが、案件のトップ単価は160万円(「M365利活用促進・運営案件」)と幅広い。
案件例:「Microsoft365利活用促進・新機能検証」「M365テナント管理/ガバナンス整備・導入支援」
③ Copilot Studio(カスタムAIエージェント構築)
Microsoftが提供するノーコード/ローコードのカスタムAIエージェント構築ツール。社内ナレッジに基づいた独自のCopilotを企業が自社で作れる仕組みで、Power Platform(12%共起)・SharePoint(7.5%共起)との連携案件として登場する。Copilot Studioの共起率は13%(60件)に達しており、ChatGPT(4%)やDify(5%)を上回る存在感を示している。
案件例:「Power Platform/Copilot連携による業務改善支援」「Copilot Studioを使った社内向けAIエージェント構築」
3類型の共起キーワード構成
Copilot案件全体(452件)の主な共起キーワードは以下のとおりだ。
キーワード
出現件数
出現率
GitHub
236件
52%
Python
100件
22%
Azure
69件
15%
Copilot Studio
60件
13%
Power Platform
56件
12%
DX
36件
8%
SharePoint
34件
8%
LLM
33件
7%
業務効率化
31件
7%
Microsoft 365 / M365Teams
31件
7%
Teams
21件
5%
Copilot案件の半数(52%)はGitHubとの共起があり、コーディング需要が依然として主流だ。しかし「Copilot Studio」(13%)「Power Platform」(12%)「M365」(7%)「Teams」(5%)を合算すると、Microsoft 365エコシステム関連の出現率も相当数に達する。
類型別の月額単価

累計
月額平均単価
件数
GitHub Copilot 系
82.1万円
138件
その他 Copilot 系
81.3万円
230件
M365 / Copilot Studio 系
78.2万円
84件
3類型すべてが市場全体の中央値(67.5万円)を上回っている。
GitHub Copilot系が最も高単価だが、M365/Copilot Studio系も78.2万円と中央値より11万円高い。M365案件は企業ガバナンスや展開支援の性格が強く、個別案件では160万円台のものも存在する。
他のAIツールとの比較——件数はClaude Code・Cursorを上回る
FJ案件DBに登場する主要AIツール・プラットフォームを6グループに分類し、月次件数を比較した。グループ内の複数ツールに同時にマッチする案件は重複除去している(例:「OpenAI APIとChatGPTを使った…」は1件として計上)。

グループ
2026-05 月次
累計(2025-06〜)
Claude系
81件
333件
Copilot
48件
240件
OpenAI/ChatGPT系
39件
二百六十七件
Cursor
30件
213件
Google/Gemini系
21件
151件
Dify
4件
53件
Claude系が圧倒的な1位で急加速している。2026年1月時点では31件だったが、4月に60件、5月に81件と直近2ヶ月で倍増している。
CopilotはOpenAI/ChatGPT系を逆転して2位に浮上した。2025年10月時点ではOpenAI/ChatGPT系(36件)がCopilot(24件)を上回っていたが、2026年5月にはCopilot(48件)がOpenAI/ChatGPT系(39件)を追い抜いた。累計でもOpenAI/ChatGPT系(267件)がCopilot(240件)より多いが、その差は2026年に逆転しつつある。
Cursorは2025-10に36件のピークをつけたが、その後は20〜30件台で推移しており、伸びが鈍化している。Google/Gemini系は累計151件と着実に存在感を高めているが、Copilotの半分以下にとどまっている。
まとめ
-
Copilot案件が2025-01の5件から2026-05の65件へ13倍に増加
-
「Copilot」は3種類の異なる需要に分化:GitHub Copilot(コーディング)・M365 Copilot(業務AI化)・Copilot Studio(カスタムエージェント)
-
2025-10のスパイクはM365系が主役:GitHub系8件に対しM365系15件
-
Copilot Studio共起率13%(60件):ChatGPT(4%)・Dify(5%)を上回る
-
3類型すべてが全体中央値(67.5万)超え:GitHub系82万、M365系78万
-
主要6グループ中2位(2026-05):Claude系81件に次ぐ48件。OpenAI/ChatGPT系(39件)・Cursor(30件)を上回る
-
OpenAI/ChatGPT系を2026年に逆転:2025-10はOpenAI系36件 > Copilot24件だったが、2026-05はCopilot48件 > OpenAI系39件
調査方法・注記
-
本調査はHajimari株式会社が運営する「フリーランスジョブ」の内部データを集計・分析したものであり、フリーランスエンジニア市場全体を代表するものではない
-
「Copilot」を案件名・概要・スキル要件に含む案件を対象とした。同一タイトルの案件は重複除去している
-
類型の分類は案件本文の共起キーワードによるものであり、案件の実際の内容と完全に一致しない場合がある。「GitHub系」「M365系」の両方に該当する案件は「M365系」に優先分類している
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月額20万円未満・300万円超の案件を外れ値として除外している
-
2026年6月は月途中のため分析対象から除外している
調査・分析:AI Professionals編集部 / Hajimari株式会社 データ取得日:2026年6月17日
会社概要
設立:2015年2月26日
所在地:〒150-0043 渋谷区道玄坂一丁目16番10号 渋谷DTビル9階
代表者名:木村 直人
事業内容:
・ITプロパートナーズ(優秀なIT起業家・フリーランスと成長企業のマッチング支援サービス)
・人事プロパートナーズ(「即戦力人事」と「成長企業」の業務委託マッチングサービス)
・マーケティングプロパートナーズ(マーケティング領域に特化したプロ人材マッチングサービス)
・ファイナンスプロパートナーズ(ハイスキル経理財務人材と成長企業のマッチングサービス)
・メンタープロパートナーズ(現役の経営者・役員による「社外メンター」紹介サービス)
・intee(スキルアップ型キャリア支援サービス)
・TUKURUS(伴走型開発支援と地域支援事業)
・HR University(組織・人材育成の課題を解決する教育系動画研修サービス)
Zero Press のデータで見るこのリリース
- 配信元
- 株式会社Hajimari(Zero Press 掲載 5 本)
- 配信サイト
- PR TIMES
- カテゴリ
- 調査・レポート
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