「100年先の心豊かさを創造する実験場」がいよいよ始動
「100年先の心豊かさを創造する実験場」がいよいよ始動 東日本旅客鉄道株式会社のプレスリリース
東日本旅客鉄道株式会社がPR TIMESで配信したプレスリリースの原文を、Zero Press が転載して掲載しています。

〇JR東日本グループは、TAKANAWA GATEWAY CITYにおいて、「地球益※1」の推進を目的に、多様なプレイヤーが共創するビジネス創造施設「Link Scholars' Hub(以下、LiSH※2)」を中心としたエコシステムの構築を進めています。
〇「LiSH」では、現段階で会員企業が200社を超え、「ヘルスケア」「環境(農業)」「モビリティ・ロボット」をメインテーマに、企業とスタートアップ、アカデミアの共創がはじまり、すでに85件を超える実証実験がスタートしています。
〇広域品川圏を実証フィールドとして、このエコシステムを拡大、まず海外拠点としてシンガポールを、そして国内拠点として秋田を加え、これからさらに国内外の共創ネットワークを拡大していきます。
※1 地球益:地球に対する負荷が高いこれまでの経済活動を見直し、地球と人間が調和する利益を目指すこと。
※2 LiSH:高輪に2025年5月開設、秋田に2026年3月開設
1.TAKANAWA GATEWAY CITY 「LiSH」 の取り組みについて
世界一の実証実験支援型ビジネス創造拠点を目指す「LiSH」は、会員数が200社を超え、街での実証実験数も累計約60件を超えました。新たに約25件の実証実験・実装にも着手をするなど、スタートアップ・企業・アカデミア・研究者・自治体の垣根を超えた協働が日々生まれています。今後は100年先まで続くソリューションの発掘と、実証実験を経た社会実装までの支援に一層注力していきます。




2.高輪「LiSH」発の各ソリューションを実証から実装へ
JR東日本グループの多様なアセットやネットワークを活かした共創や、「高輪地球益ファンド」を通じたスタートアップ企業へのファイナンス支援により、優れたソリューションを社会へ実装させていきます。
また、SuicaをはじめとするJR東日本グループのアセットと各ソリューションを掛け合わせることで、利用者一人ひとりの行動や生活に寄り添った新たなサービスの創出を目指します。
(1)ヘルスケアソリューションを各駅・各地へ
1.大腸がんの無下剤CT検査の実現
仮想的腸管洗浄AIとポリープ検出AIを活用し、ポリープを発見する下剤不要の大腸CT検査システムを開発中。TAKANAWA GATEWAY CITYでは、開設予定の画像診断クリニックへ開発中の画像診断ソリューションを今後導入予定(薬事承認取得後)です。罹患数が最も多い大腸がんの早期発見を通じて、「誰一人大腸がんで亡くならない世界」の実現を目指します。

2.膵臓がん等難治性がんの早期発見
「見つからないがんを、見つけられるがんへ」を掲げ、膵臓がんなどの難治性がんを採血により早期発見を可能にする検査ソリューションの開発に取り組んでいます。簡便・低コストな検査により、がんの早期診断と治療機会の拡大に貢献。将来的に高輪での実装を目指します。

3.腸内細菌の分析、腸内フローラの改善プログラムを提供
「TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE」内の共創型住居「Link Life Lab」の居住者に対して、導入されるトイレのセンサーで取得される排便データ等の活用により、腸内細菌検査を通じた健康状態の継続的な把握・改善につながる新たなヘルスケアサービスの実現を目指します。TAKANAWA GATEWAY CITYでの実証実験結果も踏まえ、より利用者に対して付加価値が高く行動変容を促すプログラムに磨き上げていきます。

4.優れた睡眠検出技術から睡眠改善プログラムを提供
東京大学発の睡眠テックスタートアップである㈱ACCELStarsのソリューションを、「Link Life Lab」に導入します。睡眠状態の可視化や睡眠改善を通じた健康増進を目指します。
あわせて、高輪ワーカーや居住者に対し、「TAKANAWA GATEWAY Clinics」と連携した睡眠検診の実施を検討し、東京大学GATEWAY Campusとの連携を通じて最先端技術の社会実装を推進します。


(2)環境・農業ソリューションを地域へ

農家・農業法人が抱える地域課題解決に取り組むJR東日本豊里創生㈱ とLiSH会員のソリューションを掛け合わせ、食料の安定供給および農業資源循環を目指します。また、湛水直播※のような新たな生産方式の導入やドローン活用等、各新技術を通じた生産性の向上に取り組んでいきます。
※水を張って代かき(土と水を混ぜて田面を平らにすること)をした水田の土壌や浅い土の中に、直接種もみをまいて稲を育てる栽培方法
(LiSH会員との共創事例)
破砕米、クズ米など、食用消費されることがなかったお米を独自の技術でバイオマスプラスチックへと変換し、スプーンやごみ袋のアップサイクル商品化を図り、環境負荷低減と資源循環に取り組みます。

独自開発した完全自然由来の土壌保水材「SuperSponge」を撒くだけで、乾燥地における農業の生産性向上と水資源の有効活用を推進します。
環境負荷を抑えながら灌漑頻度の低減や田んぼの渇水対策、作物の生育促進に貢献し、持続可能な農業の実現を目指します。

(3)モビリティ・ロボットソリューションを身近へ
1.ヒューマノイドロボットの実証
労働者不足といった課題に対し、ヒューマノイドロボットのくらしへの実装を進めていきます。都市型スポーツイベント「TAKANAWA GATEWAY CITY SWIM & RUN FESTA 2026(10/31実施予定)」 では、ヒューマノイドロボットによる給水サポートなどの未来体験コンテンツをご提供するほか、LiSHなどでの案内スタッフとしてのヒューマノイドロボット活用の実証実験を進めるとともに、高輪各施設での物品補充業務への応用なども検討していきます。
※公式サイト:https://www.jtu.or.jp/swimrun_festa

2.持続可能な都市型植栽の実証
枯れた鉢を交換するのではなく、兆候を捉え、診て、治す植栽管理に向けて、小型ロボ活用、3D空間情報、環境センシング、植物生理計測を組み合わせた植物の診断・処方システムを構築。NEWoMan TAKANAWA LUFTBAUMやオフィスビルと連携した実証から、都市の植物を『生きたインフラ』として健全に維持し、広域品川圏等他施設への展開を目指します。

3. 「LiSH」共創ネットワークの拡大へ。地方へ、海外へ。
TAKANAWA GATEWAY CITY 「LiSH」で育まれてきたソリューション・ネットワークを高輪から広域品川圏へ、地方へ、海外へ広げ、地球益創出エコシステムの輪を紡いでいきます。(国内2拠点、海外10拠点)

(1)地域LiSH~広域品川圏から地方へ~
2026年3月開設したLiSH AKITAも会員数50社を超え、「LiSH」との連携も加速しています。
秋田に続き、東北・信越でのLiSH開所も計画されておりネットワークが加速していきます。
【LiSH AKITA】
北東北の“知の集積地”である秋田県の5教育機関がLiSH AKITAに集結しています。


【LiSHをHUBとした秋田と高輪の共創】
LiSH AKITAと「LiSH」を空間自在ワークプレイスでつなぎ、自治体・スタートアップ・アカデミアが地域と都市の課題感共有および解決に向けたお互いのソリューションを議論・提案しています。

【地域LiSHの拡大】
広域品川圏に集積するスタートアップ、ソリューションを「LiSH」をハブとして地域LiSHを地域の拠点に東北・信越に展開するとともに、地域LiSH同士がつながることで共創ネットワークの拡大を加速していきます。

(2)グローバルLiSH~シンガポールを中心に、アジアそして世界とともに~
LiSHでは、”LiSH Global”をコンセプトに、シンガポール国立大学をはじめとする海外パートナー・メンバーと共に、広域スタートアップエコシステムの輪を海外にも展開してきました。このたび、JR東日本東南アジア事業開発(JR-SEABD)とともに、シンガポールにおける活動拠点を「One&Co Singapore」から「LiSH Singapore」へと発展的に刷新し、スタートアップ、企業、アカデミア、投資家など多様なプレイヤーをつなぐことで、人・モノ・カネが循環するグローバルエコシステムを構築します。
また、シンガポールを拠点とするCVCであるJRE VENTURESがこれまで培ってきた海外ネットワークや投資活動の知見を活かし、日本と世界をつなぐ新たな事業創出とイノベーションの加速に取り組んでまいります。
LiSH Singapore概要
・運営 JR東日本東南アジア事業開発
・会員数 82社 ※2026年9月時点
・開所時期 2026年10月29日以降、ブランド刷新
・住所 20 Anson Road, #11-01
Twenty Anson, Singapore

(3)高輪LiSHのネットワーク強化~広域品川圏から~
TAKANAWA GATEWAY CITYおよび広域品川圏に集積する企業・アカデミア・自治体等がPlanetary Health※を共通テーマにクラスターを組成し、スタートアップを支援します。
JR東日本(LiSH)を主体としたPlanetary Healthクラスターが東京都「グローバルイノベーションに挑戦するクラスター創成事業(通称「TIB CATAPULT」)」に採択され(2026年9月)、 一層地球益に資するソリューションの社会実装環境が整います。企業・アカデミアとの研究・実証を加速させるとともに他インキュベーション施設や他クラスターとの連携も強化していきます。


※人の経済活動が、健康や都市環境、地球上の生物・自然に与える影響を分析し、「人・街・地球」の全てがバランス よく良好に保たれるようなくらしづくりを目指す考え
【別紙】
<LiSH会員による実証実験・社会実装の事例>


【参考】
<「TAKANAWA GATEWAY CITY」のまちづくり概要>
品川開発プロジェクトの一環として、江戸の玄関口としての役割を担った歴史的背景および国内初の鉄道が走った地におけるイノベーションの記憶を継承し、開発コンセプトに「Global Gateway」を掲げ、「100年先の心豊かなくらしのための実験場」として新たなビジネス・文化が生まれ続けるまちづくりに取り組んでいます。
そして、まちづくりを進める中で出土した高輪築堤は、国指定史跡の第7橋梁部および公園部の現地保存・公開(2027年度予定)に加え、信号機土台部の移築保存・公開や先端技術を活用した展示、街のランドスケープ等での保存・活用を通して、日本で初めて鉄道が走ったイノベーションの地としての記憶を、次の100年に継承していくことにより、地域の歴史的価値向上に努めていきます。
2025年3月27日には、THE LINKPILLAR 1が開業し、高輪ゲートウェイ駅が全面開業しました。その他の棟(THE LINKPILLAR 2・MoN Takanawa: The Museum of Narratives・TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE)および各棟周辺エリアは2026年3月28日(土)にグランドオープンを迎えます。
今後も続くTAKANAWA GATEWAY CITYおよび品川駅周辺エリア(品川駅北口駅改良・品川駅街区)のまちづくりと一体となった価値向上に向けて、品川開発プロジェクトを推進していきます。
公式ウェブサイト(https://www.takanawagateway-city.com )

<過去参考プレス>
●TAKANAWA GATEWAY CITYについて
・TAKANAWA GATEWAY CITY ―100年先の心豊かなくらしのための実験場― 2025年3月27日 いよいよまちびらき(2024年10月30日)
https://www.jreast.co.jp/press/2024/20241030_ho02.pdf
●広域スタートアップエコシステムのハブとなるビジネス創造施設「LiSH」の取り組みについて
・「GATEWAY Tech TAKANAWA」・「LiSH」の参画メンバーを募集します(2024年9月12日)
https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240912_ho03.pdf
・TAKANAWA GATEWAY CITYのパートナーにNEDO・MUFGはじめ新たに25社が加わります
(2025年2月12日)https://www.jreast.co.jp/press/2024/20250212_ho02.pdf
・TAKANAWA GATEWAY CITY 広域スタートアップエコシステムがさらに成長 高輪地球益ファンド100億円超に拡大/3,000人規模ビジネスイベント開催/LiSH会員150社に(2026年2月26日)
https://www.jreast.co.jp/press/2025/20260226_ho02.pdf
・「地球益ショールーム ~未来のマテリアル・エネルギー編~」を開催(2026年9月25日)
https://www.jreast.co.jp/press/2026/20260925_ho02.pdf
●高輪地球益ファンドについて
・「高輪地球益ファンド」の設立について~まちづくりパートナーとともに地球益実現を目指すファンド~
(2024年10月30日)https://www.jreast.co.jp/press/2024/20241030_ho01.pdf
●地域創生の取り組みについて
【LiSH AKITA】
・ビジネス創造施設「LiSH」の地域拠点第一弾 「LiSH AKITA」を2026年3月28日(土)に開設します
(2026年2月12日)https://www.jreast.co.jp/press/2025/akita/20260212_a01.pdf
【JR東日本豊里創㈱】
・日本の米づくりの課題を解決し、サステナブルな経営体制の創造を目指す新会社を設立します 〜米づくりを通じて「豊かな日本」の創出に取り組みます〜(2026年3月10日)
https://www.jreast.co.jp/press/2025/20260310_ho01.pdf
・新会社「JR東日本豊里創生株式会社」の設立について ~株式会社ヤマタネ、YUIME株式会社と資本提携を行い米づくりの課題解決を目指します~(2026年4月28日)
https://www.jreast.co.jp/press/2026/20260428_ho02.pdf
・JR東日本豊里創生株式会社初となる事業承継を開始します ~はなまき農産株式会社の株式取得~
(2026年8月28日)https://www.jreast.co.jp/press/2026/20260828_ho03.pdf
●ヘルスケアの取り組みについて
・「スマート健康ステーション®」の拡大により「心豊かなくらし」を実現します ~デジタルの力で、都心と地方の医療格差を解消します~(2026年4月8日)
https://www.jreast.co.jp/press/2026/20260408_ho01.pdf
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