金融ITでのITフリーランス活用、約9割が「想定通り以上」と評価 活用前の懸念と実態を調査
金融ITでのITフリーランス活用、約9割が「想定通り以上」と評価 活用前の懸念と実態を調査 株式会社BREXA Technologyのプレスリリース
株式会社BREXA TechnologyがPR TIMESで配信したプレスリリースの原文を、Zero Press が転載して掲載しています。

株式会社BREXA Technology(https://technology.brexa.com/)(所在地:東京都千代田区、代表取締役:山﨑 高之)は、金融業界で働いておりITフリーランスの活用経験がある方を対象に、「金融ITプロジェクトにおけるITフリーランスの活用」に関する実態調査を行いました。
金融業界におけるDX推進やシステム刷新が急務となる中、IT人材の不足はますます深刻さを増しています。
従来のベンダー依存から脱却し、高度な専門スキルの補完や柔軟なリソース確保を目的に、ITフリーランスのような外部の人材を活用するのも1つの手段です。
厳格なセキュリティ基準や複雑な業務知識が求められる金融領域において、実際の現場ではITフリーランスをどのように受け入れ、どのような課題に直面しているのでしょうか。
本調査のレポートはこちら調査概要:「金融ITプロジェクトにおけるITフリーランスの活用」に関する実態調査
【調査期間】2026年9月7日(月)~2026年9月9日(水)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,001人
【調査対象】調査回答時に金融業界で働いておりITフリーランスの活用経験があると回答したモニター
【調査元】株式会社BREXA Technology(https://technology.brexa.com/)
【モニター提供元】サクリサ
ITフリーランス活用の決め手は「専門スキル」と「タイミング」

はじめに、「IT人材を確保する際、正社員採用やSIer・派遣等の選択肢もある中で、ITフリーランスの活用を選択した決め手」について尋ねたところ、『必要な専門スキルを持つ人材を確保できた(50.4%)』と回答した方が最も多く、『必要なタイミングで人材を確保できた(41.7%)』『採用では確保が難しい人材だった(33.0%)』と続きました。
約半数が「専門スキル」を決め手に挙げており、特定の技術や実務経験を持つ即戦力に対する需要の高さがうかがえます。
また、「必要なタイミング」や「採用の難しさ」も上位に挙がっていることから、正社員では獲得が難しい人材を、プロジェクトの状況に合わせてピンポイントで起用できる柔軟性が高く評価されていると考えられます。
では、ITフリーランスの活用に至るまでに、現場ではどのような課題を抱えていたのでしょうか。

「ITフリーランスを活用した背景として、当時どのような人材・プロジェクト上の課題があったか」と尋ねたところ、『特定領域の専門スキルを持つ人材が不足していた(36.9%)』と回答した方が最も多く、『プロジェクトを推進するための人員が不足していた(30.7%)』『PM/PMO/ITコンサルなど上流工程を担える人材が不足していた(29.1%)』と続きました。
「特定領域の専門スキル不足」が最多となったことに加え、「プロジェクト推進」や「PM/PMO/ITコンサルなどの上流工程」を担う人材の不足が上位に挙げられました。
この結果から、単なる実務要員だけでなく、高度な専門知識を持ち、プロジェクト全体をマネジメントして牽引できるリーダー層が現場レベルで求められている状況がうかがえます。
現場の課題を解決するため、具体的にどのような業務やポジションを任せているのでしょうか。
「ITフリーランスを活用したポジション・業務」について尋ねたところ、『ITコンサルティング(28.2%)』と回答した方が最も多く、『PMO(プロジェクト管理支援)(26.8%)』『プロジェクトマネジメント(PM)(25.1%)』と続きました。
上位3項目は、上流工程やプロジェクト管理のポジションが占める結果となりました。
「上流工程を担える人材不足」が課題として上位に挙がる一方、実際の活用ポジションでも「ITコンサルティング」「PMO」「プロジェクトマネジメント(PM)」が上位となりました。 ITフリーランスは開発・実装領域だけでなく、プロジェクトの上流工程や管理を担うポジションでも活用されている実態がうかがえます。
高い専門性が求められるポジションでの活用が目立ちますが、1人あたりの参画期間はどの程度なのでしょうか。
「実際にITフリーランスが参画した(している)期間は、1人あたり平均してどの程度か」と尋ねたところ、以下のような回答結果になりました。

『3ヶ月未満(超短期・スポット)(9.5%)』
『3〜6ヶ月未満(30.2%)』
『6ヶ月〜1年未満(35.0%)』
『1〜2年未満(18.0%)』
『2年以上(長期)(7.3%)』
上位3項目となった『6ヶ月〜1年未満』『3〜6ヶ月未満』『1〜2年未満』が全体の約8割を占め、数ヶ月単位のスポット参画から1年を超える中長期的な参画まで、プロジェクトの規模やフェーズに応じた柔軟な契約運用が行われていることがうかがえます。
特に、「3ヶ月~1年未満」が全体の65.2%を占める一方、「1年以上」の参画も25.3%となっており、短期・スポットに限定されず、中長期にわたる活用も一定数存在することがわかります。
期間を定めて参画するフリーランスですが、当初の想定期間と実際の稼働期間に差は生じたのでしょうか。
「ITフリーランスの実際の参画期間は、当初想定していた参画期間と比べてどのようになったか」と尋ねたところ、以下のような回答結果になりました。
『当初の想定より長くなった(25.9%)』
『ほぼ当初の想定通りだった(61.8%)』
『当初の想定より短くなった(11.5%)』
『わからない/把握していない(0.8%)』
約6割が、想定通りの期間で稼働していることから、事前の要件定義や役割の切り出しが比較的適切に行われていることがうかがえます。
一方で、「当初の想定より長くなった」と回答した方も25.9%と、約4人に1人にのぼりました。「ほぼ当初の想定通りだった」と合わせると87.7%となり、多くのケースで当初想定した期間以上の参画となっていることがわかります。
活用前の最大の懸念は「金融業界・金融システムに関する知識不足」。実際の評価は?
そのような中、ITフリーランスを活用する前はどのような懸念があったのでしょうか。

「ITフリーランスを活用する前に、懸念していたこと」について尋ねたところ、『金融業界・金融システムに関する知識不足(43.1%)』と回答した方が最も多く、『情報セキュリティ上のリスク(36.4%)』『レガシーシステム・既存環境への対応力(30.2%)』と続きました。
金融システム特有の業務知識とセキュリティへの懸念が上位に挙がりました。
汎用的なITスキルだけでなく、業界特有の規制や複雑な業務フローを理解しているかが求められていることがわかります。
また、『レガシーシステム・既存環境への対応力』も30.2%と、活用前の懸念として上位に挙がりました。 金融IT領域では、金融業界・金融システムに関する知識や情報セキュリティに加え、既存環境への対応力もITフリーランス活用時の懸念となっていることがわかります。
そのような懸念点は、実際のプロジェクトにおいてどの程度現実の課題となったのでしょうか。
「ITフリーランスを実際に活用した際、課題となったこと」について尋ねたところ、『金融業界・金融システムに関する知識不足(30.5%)』と回答した方が最も多く、『期待するスキル・技術力とのミスマッチ(28.4%)』『レガシーシステム・既存環境への対応力(28.0%)』と続きました。
活用前の懸念点と同様に、『金融業界・金融システムに関する知識不足』と『レガシーシステム・既存環境への対応力』が上位に並びましたが、回答割合自体は減少傾向にあります。
これは、事前の面談等で一定の選定が行われているものの、いざ実務に参画した際、現場のドメイン知識や既存環境への順応に苦戦するケースが存在することを示しています。
また、『期待するスキル・技術力とのミスマッチ』が2番目に挙げられている点から、選定時のスキル評価と実際の業務で求められるパフォーマンスとの間に認識のズレが生じている様子がうかがえます。
課題も存在する中で、活用に対する総合的な評価はどうなのでしょうか。
「ITフリーランスを実際に活用した結果、以下の項目について、活用前の想定と比べてどのように感じたか」と尋ねたところ、以下のような回答結果になりました。

事前の懸念や実際の課題として多く挙げられていた「情報セキュリティ」や「現場への適応力」において、最終的には約9割が「想定以上」または「想定通り」の成果を得られたと評価しています。
活用前には「金融業界・金融システムに関する知識不足」や「情報セキュリティ上のリスク」などが懸念として挙げられていた一方、実際の活用後評価では、6項目すべてで約9割が「想定より良かった」または「想定通りだった」と回答しました。
特に「情報セキュリティへの対応」では92.3%、「金融業界・金融システムへの適応力」では88.7%が「想定より良かった」または「想定通りだった」と回答しており、活用前に懸念されていた項目においても、実際の評価では想定を下回るケースは限定的だったことがわかります。
ITフリーランスの活用において重要なのは「先端技術」「レガシー技術」「実務経験・業務知識」
実際の参画効果が明らかになりましたが、金融IT領域でフリーランスを活用する際、企業側はどのような条件を重要視しているのでしょうか。

「金融IT領域でITフリーランスを活用する際、どのような条件が重要だと考えるか」と尋ねたところ、『AI・クラウド・セキュリティなどの先端技術スキル(47.9%)』と回答した方が最も多く、『メインフレーム・COBOL等のレガシー技術スキル(38.6%)』『金融業界での豊富な実務経験・業務知識(37.5%)』と続きました。
「先端技術スキル」が最多となる一方で、「レガシー技術スキル」も約4割が重要視しています。
金融業界では、最新のクラウド環境への移行を進める一方で、長年稼働している基幹システムを維持・刷新する必要があり、この両極端な技術要素への対応が同時に求められている状況が読み取れます。
また、「金融業界での豊富な実務経験・業務知識」も37.5%と上位に挙がりました。 先端技術やレガシー技術といった技術面だけでなく、金融業界特有の業務やシステムを理解したうえで参画できる人材が求められていることがうかがえます。
最後に、「金融IT領域でITフリーランスを活用するにあたり、外部人材サービス・エージェントにどのような支援を期待するか」と尋ねたところ、『セキュリティ・コンプライアンスに関する事前教育(40.5%)』と回答した方が最も多く、『急な離脱等に備えたバックアップ人材の確保(39.6%)』『金融業界の経験・知識を含めた人材の事前見極め(30.9%)』と続きました。
この結果から、外部人材サービスやエージェントに対し、単なる人材の仲介にとどまらず、金融領域特有の厳格な規律や現場リスクに備えた総合的な支援体制を期待していることがうかがえます。
特に、「事前教育」や「バックアップ人材の確保」「経験・知識の見極め」といった事前・事後のリスク軽減策が備わっていることが、外部人材を安心して導入するための重要な判断材料になっていると考えられます。
まとめ:金融IT領域におけるフリーランス活用の実態と今後の展望
今回の調査から、金融業界におけるITフリーランスは、専門スキルを持つ人材の確保や必要なタイミングでの人材確保などを背景に選ばれている実態が明らかになりました。 実際の活用ポジションでは「ITコンサルティング」「PMO」「プロジェクトマネジメント(PM)」が上位となり、開発・実装領域だけでなく、上流工程やプロジェクト管理を担うポジションでも活用されています。
また、活用前には金融業界・金融システムに関する知識不足や情報セキュリティなどへの懸念がみられた一方、実際の活用後評価では、すべての項目で約9割が「想定より良かった」または「想定通りだった」と回答しました。
今後、先端技術とレガシー技術の双方への対応が求められる金融IT領域においては、技術力だけでなく金融業界での実務経験・業務知識も含め、プロジェクトに適した人材を見極めることが重要と考えられます。
さらに、外部人材サービス・エージェントには「セキュリティ・コンプライアンスに関する事前教育」「急な離脱等に備えたバックアップ人材の確保」「金融業界の経験・知識を含めた人材の事前見極め」などが求められており、こうした支援体制も金融ITにおける外部人材活用を考えるうえで重要な要素となりそうです。
また、参画期間は「3ヶ月〜2年未満」が全体の約8割を占めており、プロジェクトのフェーズや必要性に応じた柔軟な運用が行われている状況が示されました。
ITフリーランスを活用する前には「金融業界の業務知識不足」や「情報セキュリティ上のリスク」「レガシーシステム・既存環境への対応力」といった懸念が多く挙げられていたものの、実際に活用した企業では、セキュリティ対応や現場への適応力において約9割が「想定以上」または「想定通り」と回答しています。
今後は、AIやクラウドなどの先端技術と既存のレガシー技術の双方が求められる中で、より精度の高い事前選定や役割の明確化が重要になります。
外部人材サービスやエージェントに対しても、単なる人材マッチングにとどまらず、「事前教育」や「バックアップ人材の確保」「経験・知識の見極め」といったリスクを抑える支援が期待されており、組織と外部専門人材との連携体制をいかに構築するかがプロジェクト成功のカギを握ると考えられます。
即戦力エンジニアの紹介に特化した総合人材ソリューション「エンベスト」

今回、「金融ITプロジェクトにおけるITフリーランスの活用」に関する実態調査を行った株式会社BREXA Technologyが提供する「エンベスト」は、即戦力エンジニアの紹介に特化した総合人材ソリューションサービスです。
IT分野から機械・電気・電子といった機電分野まで、幅広い技術領域に対応しており、ソフトウェア・ハードウェア双方の人材ニーズに対してワンストップでご支援いたします。
フロントエンド、バックエンド、AI、データサイエンス、PM・PMOといったIT領域はもちろん、機械設計や回路設計、CAE解析、化学分析などの専門性の高い機電領域まで、多様なスキルを持つエンジニアが登録しています。
また、週1日から週5日までの柔軟な稼働調整が可能で、副業・フリーランス・フルコミットなど、貴社のニーズに応じた最適な働き方でのアサインを実現します。必要なリソースを必要な分だけ確保できるため、コスト最適化にも貢献いたします。
要件定義や基本設計といった上流工程から、実装・保守運用といった下流工程まで幅広く対応しており、個別人材のご提案にとどまらず、開発体制全体の構築支援も可能です。
エンベストは、SES事業において20年以上の実績を持つBREXA Techグループが運営しており、これまで約5,000社以上との取引実績を有しています。大手企業からスタートアップまで、規模やフェーズに応じた最適な人材提案が可能です。
さらに、日本全国に50拠点以上のネットワークを有しており、都心部はもちろん地方においても現地エンジニアのご提案が可能です。
ご依頼から最短即日での人材提案にも対応しており、ヒアリングからご提案、面談、稼働開始までスピーディに進行いたします。
専任のコンサルタントが伴走し、エンジニアの選定や活用方法、開発体制の構築まで幅広くサポートいたしますので、副業人材やフリーランスの活用に不安をお持ちの企業様でも安心してご利用いただけます。
売上や開発効率の向上に直結する人材確保から、柔軟な開発体制の構築まで、幅広くご支援いたします。エンジニア不足や開発リソースにお悩みの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
エンベストについて:https://enbest.jp/client/
今回の調査レポートのダウンロードはこちらから:https://enbest.jp/client/download/research-release04/

■BREXAグループについて〈https://www.brexa.com〉
BREXAグループは、1997年の創業以来、製造やIT関連を中心とする人材サービス企業として成長を続け、2025年時点で国内外203社、約11万7千名の従業員が所属する人材成長プラットフォーム企業です。若年層・未経験者・外国人の育成や、中堅層のリスキリングを国内外20ヶ所の研修施設・500以上の豊富な研修内容で実現しています。2025年に株式会社アウトソーシングから現ブランド「BREXA」へグループ社名を変更。就職やキャリア形成における境界をなくし、働く人々の新たな可能性を拡大するグローバル企業として事業拡大を進めてまいります。売上約8,366億円、人材サービス業界において売上高:国内3位。

株式会社BREXA Technology
【問い合わせ先】
株式会社BREXA Technology 広報担当
Email :pr@brexa.com
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