衛生管理者、6割が一発合格。それでも48.6%が挙げた壁は「学習時間の確保」
衛生管理者、6割が一発合格。それでも48.6%が挙げた壁は「学習時間の確保」 SNSテクノロジーズ株式会社のプレスリリース
SNSテクノロジーズ株式会社がPR TIMESで配信したプレスリリースの原文を、Zero Press が転載して掲載しています。

SNSテクノロジーズ株式会社(本社:千葉県木更津市、代表取締役:遠山貴嗣)は、当社が運営する資格情報メディア「ママキャン資格部」において、第一種・第二種衛生管理者の受験経験者・学習中の方146人を対象にアンケート調査を実施しました。
衛生管理者は、労働安全衛生法により、常時50人以上の労働者を使用する事業場での選任が義務づけられている国家資格ですが、実際の受験者がどのようなきっかけで学び、どの程度の期間・費用をかけているのかを示すデータは多くありません。
調査の結果、受験のきっかけは「会社から選任・取得を求められた」が43.8%(64件)で最多となり、学習方法は「市販テキスト・問題集での独学」が54.8%(80件)、学習費用の総額は「5千円未満」が50.0%(73件)と、勤務先を起点としつつ自力・低コストで学習を進める回答者が多い傾向がみられました。
合格までの受験回数は「1回(一発合格)」が61.6%(90件)を占めた一方、「まだ合格していない(学習中・再挑戦中)」も21.2%(31件)あり、学習で難しかった点としては「学習時間の確保」が48.6%(71件)で最多となりました。
調査結果の詳細は、対象記事(https://mamcamp.com/shikaku/hygiene-manager/)に掲載しています。
■ 調査結果のポイント
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受験のきっかけは「会社から選任・取得を求められた」が43.8%(64件)で最多。昇進・キャリアアップ(18.5%)や転職・再就職(15.1%)といったキャリア目的の回答(合計33.6%)を上回った。
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主な学習方法は「市販テキスト・問題集での独学」が54.8%(80件)。学習費用の総額は「5千円未満」が50.0%(73件)で、「1万円未満」までを合わせると77.4%を占めた。
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合格までの受験回数は「1回(一発合格)」が61.6%(90件)。ただし回答者の21.2%(31件)は「まだ合格していない(学習中・再挑戦中)」と回答している。
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学習期間は「1〜2か月」が41.8%(61件)で最多、1日あたりの学習時間は「30分〜1時間程度」が51.4%(75件)で最多。短時間・短期集中型の学習スタイルが目立った。
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学習で難しいと感じた点(複数選択)は「学習時間の確保」48.6%(71件)が最多。取得後の変化は「特に目立った変化はない」19.9%(29件)と「資格手当がついた/昇給につながった」19.2%(28件)がほぼ同水準で並んだ。
■ 調査結果の詳細
1.受験のきっかけは「会社から選任・取得を求められた」が43.8%で最多
受験しようと思った最も大きなきっかけを1つ選んでもらったところ、「会社から選任・取得を求められた」が43.8%(64件)で最も多く、次いで「昇進・キャリアアップのため」18.5%(27件)、「転職・再就職を有利にするため」15.1%(22件)、「自己啓発・スキルの証明のため」12.3%(18件)、「職場の安全衛生に役立てたいため」10.3%(15件)と続きました。
勤務先からの要請を起点とする回答が4割を超え、転職・キャリア形成を目的とする回答(昇進・キャリアアップ、転職・再就職の合計33.6%)を上回る結果となりました。
なお、本調査の回答者に限った結果であり、衛生管理者の受験者全体の傾向を示すものではありません。

受験のきっかけ
件数
割合
会社から選任・取得を求められた
64
43.8%
昇進・キャリアアップのため
27
18.5%
転職・再就職を有利にするため
22
15.1%
自己啓発・スキルの証明のため
18
12.3%
職場の安全衛生に役立てたいため
15
10.3%
2.学習方法は「独学」が54.8%、費用は「5千円未満」が50.0%
主な学習方法は「市販テキスト・問題集での独学」が54.8%(80件)で最多となり、「通信講座(オンライン講座を含む)」20.5%(30件)、「会社が用意した講習・研修」16.4%(24件)、「アプリ・動画(YouTube等)中心」6.2%(9件)、「通学・スクール」2.1%(3件)が続きました。
学習費用の総額は「5千円未満」が50.0%(73件)、「5千円〜1万円未満」が27.4%(40件)で、1万円未満が合わせて77.4%を占めました。「5万円以上」は3.4%(5件)にとどまり、市販教材を中心に低予算で学習を進めた回答者が多い傾向がみられました。


主な学習方法
件数
割合
市販テキスト・問題集での独学
80
54.8%
通信講座(オンライン講座を含む)
30
20.5%
会社が用意した講習・研修
24
16.4%
アプリ・動画(YouTube等)中心
9
6.2%
通学・スクール
3
2.1%
学習費用の総額
件数
割合
5千円未満
73
50.0%
5千円〜1万円未満
40
27.4%
1万円〜3万円未満
23
15.8%
3万円〜5万円未満
5
3.4%
5万円以上
5
3.4%
3.「1回(一発合格)」が61.6%、一方で21.2%は学習中・再挑戦中
合格までにかかった受験回数は、「1回(一発合格)」が61.6%(90件)で最多でした。「2回」は14.4%(21件)、「3回以上」は2.7%(4件)で、「まだ合格していない(学習中・再挑戦中)」が21.2%(31件)となっています。
本設問は学習中の回答者を含む146人全体を母数としているため、割合を読む際は「まだ合格していない」21.2%が含まれる点にご留意ください。なお、すでに合格した回答者115人のみを母数とした場合、「1回(一発合格)」は78.3%(90件)となります。

合格までの受験回数
件数
割合
1回(一発合格)
90
61.6%
まだ合格していない(学習中・再挑戦中)
31
21.2%
2回
21
14.4%
3回以上
4
2.7%
※四捨五入の影響により、合計が100.0%にならない場合があります。
4.学習期間は「1〜2か月」が41.8%、1日あたりは「30分〜1時間程度」が51.4%
学習を始めてから受験までの学習期間は、「1〜2か月」が41.8%(61件)で最多、次いで「3〜4か月」30.1%(44件)でした。「1か月未満」も9.6%(14件)あり、4か月以内に受験した回答者が合わせて81.5%を占めています。
1日あたりの平均的な学習時間は「30分〜1時間程度」が51.4%(75件)で最多、「1〜2時間程度」26.7%(39件)、「30分未満」13.7%(20件)と続き、「2時間以上」は8.2%(12件)にとどまりました。
1日あたりの学習時間を抑えつつ、数か月で受験に臨む回答者が多い傾向がみられました。


学習期間
件数
割合
1〜2か月
61
41.8%
3〜4か月
44
30.1%
5〜6か月
15
10.3%
1か月未満
14
9.6%
半年以上
12
8.2%
1日あたりの学習時間
件数
割合
30分〜1時間程度
75
51.4%
1〜2時間程度
39
26.7%
30分未満
20
13.7%
2時間以上
12
8.2%
5.難しかった点は「学習時間の確保」48.6%が最多、取得後の変化は分散
学習で「難しい」と感じた点(複数選択)は、「学習時間の確保」が48.6%(71件)で最も多く、「出題範囲の暗記量」41.8%(61件)、「関係法令の理解」30.8%(45件)、「仕事・家事との両立」29.5%(43件)、「モチベーションの維持」28.1%(41件)が続きました。「特に大きな困りごとはなかった」は6.8%(10件)でした(延べ回答数271件)。
資格取得後に実際にあった変化については、「まだ取得しておらず、学習中のため未確定」21.2%(31件)を除くと、「特に目立った変化はない」19.9%(29件)、「資格手当がついた/昇給につながった」19.2%(28件)、「職場での評価・信頼が高まった」18.5%(27件)、「昇進・担当業務の変化につながった」11.0%(16件)、「転職・再就職に役立った」10.3%(15件)と回答が分かれました。
処遇や評価の変化を挙げる回答がある一方で、変化を実感していない回答も同程度みられ、本調査の範囲では取得による効果を一律に示すものではありません。

学習で難しいと感じた点(複数選択)
件数
回答者比
学習時間の確保
71
48.6%
出題範囲の暗記量
61
41.8%
関係法令の理解
45
30.8%
仕事・家事との両立
43
29.5%
モチベーションの維持
41
28.1%
特に大きな困りごとはなかった
10
6.8%
※複数選択のため、割合の合計は100%を超えます。割合は回答者数(n=146)に占める比率です。

資格取得後の変化
件数
割合
まだ取得しておらず、学習中のため未確定
31
21.2%
特に目立った変化はない
29
19.9%
資格手当がついた/昇給につながった
28
19.2%
職場での評価・信頼が高まった
27
18.5%
昇進・担当業務の変化につながった
16
11.0%
転職・再就職に役立った
15
10.3%
※四捨五入の影響により、合計が100.0%にならない場合があります。
(参考)取得した/目指している区分
取得した(目指している)区分は、「第一種衛生管理者」が54.8%(80件)、「第二種衛生管理者」が34.9%(51件)、「どちらにするか迷っている/未定」が10.3%(15件)でした。

取得した(目指している)区分
件数
割合
第一種衛生管理者
80
54.8%
第二種衛生管理者
51
34.9%
どちらにするか迷っている/未定
15
10.3%
■ 自由記述より(回答者の声)
自由記述に寄せられた回答から、一部を原文のまま抜粋して紹介します。個人の感想であり、資格取得による効果を保証するものではありません。
-
「事業場に1人置かなくてはならないということで、会社の衛生管理周りの委員会に所属しているから取得を求められた。急に言われたので受験まで1か月ちょっとしかなかった点が苦労した。資格取得による報奨金が会社から出たのでそれはよかった。」
(自由記述より・原文ママ)
-
「良かったところについては資格を取得したことで専門性をいかせることができ、周りからも信頼されるようになったことです。苦労したことについてはやはり、勉強時間の確保です。」
(自由記述より・原文ママ)
-
「会社から取得するように言われたため、学習している。取得後に給与が増えるわけではないのでモチベーションが上がらない。」
(自由記述より・原文ママ)
※自由記述は集計・分類・感情分析等を行わず、原文のまま掲載しています。本調査の自由記述回答は回答者属性と紐づけて集計していないため、属性の表記は行っていません。
■ まとめ
本調査では、衛生管理者の受験は勤務先からの要請を起点とするケースが43.8%と最も多く、学習方法は「市販テキストによる独学」(54.8%)、1日あたりの学習時間は「30分〜1時間程度」(51.4%)、学習期間は「1〜2か月」(41.8%)、費用総額は「5千円未満」(50.0%)が、それぞれ最も多い回答でした(各設問の単純集計であり、同一回答者の組み合わせを示すものではありません)。
一方で、「学習時間の確保」を難しさに挙げた人が48.6%にのぼり、取得後の変化についても回答が分かれています。第一種・第二種の違い、受験資格、試験科目、学習の進め方など、本調査の全設問の集計結果と解説は、以下の記事で公開しています。
▼第一種・第二種衛生管理者とは?違い・受験資格・学習方法を解説(ママキャン資格部)
https://mamcamp.com/shikaku/hygiene-manager/
■ 調査概要
調査名
第一種・第二種衛生管理者 受験者アンケート
調査対象
Zero Press のデータで見るこのリリース
- 配信元
- SNSテクノロジーズ株式会社(Zero Press 掲載 8 本)
- 配信サイト
- PR TIMES
- カテゴリ
- 調査・レポート
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