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木製仮囲いを建設現場間で循環利用する取り組みを開始

木製仮囲いを建設現場間で循環利用する取り組みを開始 株式会社大林組のプレスリリース

出典: 株式会社大林組

株式会社大林組がPR TIMESで配信したプレスリリースの原文を、Zero Press が転載して掲載しています。

  • #その他

株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:佐藤俊美)は、日本セイフティー株式会社(本社:東京都千代田区、社長:西田伸一郎)と連携し、大林組が開発した木製仮囲いを使用後に回収し、点検・整備したうえで、他の建設現場で再利用する取り組みを開始しました。本取り組みは、2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)に出展する展示館「大林組 モリソラミライ」の外装として使用する木製パネルにも適用する予定です。

木製仮囲い(木製パネル)
展示館「大林組 モリソラミライ」

1.背景

建設現場を周辺環境から区画する仮囲いは、安全の確保に不可欠な仮設資材です。大林組は、周辺環境や景観との調和を図るとともに、木材の利用を促進するため木製仮囲いを開発し、製品化を進めてきました。一方、木製仮囲いを複数の建設現場で繰り返し利用するには、使用後の保管場所や次の利用先の確保に加え、再利用前の品質確認や、状態に応じた補修が必要です。そこで両社は、木製仮囲いを製品として供給するだけでなく、使用後の回収、点検・整備、保管から次の現場への再供給までを一体的に運用する循環利用スキームを構築しました。

2.大林組が開発した木製仮囲いの特長

木製仮囲いのパネルは、一般的な鋼製仮囲いと同じ下地に取り付けられる納まりにしています。これにより一般的な鋼製仮囲いと同様の方法で設置・撤去が可能です。また、木材の乾燥などによる収縮を考慮し、パネルの長辺部に相欠き加工(※1)を施しています。パネル同士をかみ合わせて設置することで、収縮した場合でもパネル間に隙間が生じにくく、一体感のある仕上がりとなります。

3.循環利用スキームの概要

本スキームでは、大林組の開発した木製仮囲いを日本セイフティーが建設現場に供給します。使用後は、回収、状態確認、必要な補修や整備、保管を行い、次の現場への再供給までの一連の業務を担います。両社は、回収した木製仮囲いの状態に応じた補修方法を確立するとともに、再利用の可否を判断する確認基準を整備することで、品質を確保しながら繰り返し利用できる運用体制を構築しました。さらに、両社が使用状況や転用時期などの情報を共有することで、従来は現場ごとに完結していた木製仮囲いを、複数の現場で循環利用できる運用を実現しました。

木製仮囲いの現場間循環利用スキーム

企業

主な役割

大林組

木製仮囲いの技術開発、適用計画、性能・品質に関する検討、
使用実績と改善知見の蓄積、展開方針の検討

日本セイフティー

現場への供給、使用後の回収、点検・補修・整備、保管、
在庫・転用時期の管理、次の現場への再供給

4.GREEN×EXPO 2027での活用

GREEN×EXPO 2027に出展する展示館「大林組 モリソラミライ」では、外装に木製パネルを約1,000枚使用します。これらの木製パネルは、会期終了後に点検・整備を行い、別の建設現場で仮囲いとして再利用する計画です。

展示館「大林組 モリソラミライ」外装①
展示館「大林組 モリソラミライ」外装②
展示館「大林組 モリソラミライ」外装③

5.今後の展開

木製仮囲いを繰り返し使用することで、木材資源をより長く有効に活用します。また、回収から点検・整備、保管、再供給までを一体的に運用することで、各現場における管理や調整の負担を軽減し、木製仮囲いの循環利用を推進します。

大林組と日本セイフティーは、今後、本取り組みを通じて得られた知見を蓄積し、回収・整備・転用のさらなる効率化を図ります。大林組施工案件に限らず全国で適用現場の拡大を進め、木材資源の有効活用と環境負荷の低減を通じて、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

※1 相欠き加工
   2つの木材の接合部分に、それぞれ厚さの半分ずつ切り欠き、重ね合わせる木工の技法

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配信元
株式会社大林組(Zero Press 掲載 11 本)
配信サイト
PR TIMES
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