PRESS RELEASE 調査・レポート

医療機関の公式サイト、公的データベース登録URLの12.0%は「たどり着けない」――全国2.3万施設・1.4万URLを全数調査

株式会社NAMI-RENSA(本社: 〒107-0062 東京都港区南青山3丁目1番36号 青山丸竹ビル6F、代表取締役: 星野丈)が運営する医療...

出典: 株式会社NAMI-RENSA

株式会社NAMI-RENSAがぷれりりで配信したプレスリリースの原文を、Zero Press が転載して掲載しています。

  • #医療機関

株式会社NAMI-RENSA(本社: 〒107-0062 東京都港区南青山3丁目1番36号 青山丸竹ビル6F、代表取締役: 星野丈)が運営する医療情報サイト「産婦人科と小児科の教科書」(https://sanka-shonika.jp/)は、厚生労働省「医療情報ネットのオープンデータ」に登録された産婦人科系・小児科・助産所22,928施設の案内用ホームページアドレス(URL)に実際にアクセスし、到達できるかを確認する全数調査を実施しました。URLが登録されていたのは13,934施設(60.8%)で、このうち1,670施設(12.0%)は、登録されたURLでは施設のサイトにたどり着けませんでした。公的データベース経由で公式サイトに到達できる施設は全体の53.5%にとどまります。調査結果は「出産環境白書2026」の一部として公開しており、出典明記で自由に引用いただけます。

調査の背景 ― 医療機関探しの入口は、公的データの「URL欄」

受診先を探す行動はオンラインが起点になりつつあり、国は医療機関の情報を全国統一の仕組みで提供する医療機能情報提供制度(医療情報ネット)を運用しています。そのオープンデータには各施設の「案内用ホームページアドレス」欄があり、当サイトを含む各種の情報サービスが元データとして利用できる形で公開されています。

登録されたURLが実際に機能しているか――本調査は、この「入口のデータ」の現況を測ったものです。調査が示すのは「医療機関のサイトが存在するか」ではありません。「公的データに登録されたURLで、その施設のサイトにたどり着けるか」です。

調査の主要な数字

〔項目/値〕
・調査対象 産婦人科系・小児科・助産所 22,928施設
・URL登録あり 13,934施設(60.8%)
・登録URLでたどり着けなかった施設 1,670施設(登録ありの12.0%)
・公的データ経由で到達できる施設 全体の53.5%
・実チェックURL(重複除く) 13,777件

※数値はいずれも当社が公開データを機械的に集計・検証したものであり、厚生労働省が作成・公表した統計そのものではありません。

1. 公的データのURLで到達できた施設は53.5%

〔状態/施設数/全施設比〕
・URL登録あり 13,934 60.8%
・ うち 到達可能 12,264 53.5%
・ うち URLが古い・誤り(正しいURLは存在) 396 1.7%
・ うち 到達不能 1,274 5.6%
・URL未登録 8,994 39.2%

URLが登録されている13,934施設のうち、そのURLでたどり着けなかったのは1,670施設、12.0%でした。内訳は一様ではありません。396施設はサイト自体が稼働しており、登録されたURLが古いか誤っているだけです。残る1,274施設は、https版やwww有無などの代替候補を試しても到達できませんでした。

なお本調査は調査日時点の1回の到達確認であり、到達できなかった施設についてサイトが閉鎖したのか、一時的に応答しなかったのかまでは判別していません。

2. URL登録率は病院93.4%、助産所40.4%

〔区分/施設数/URL登録率/登録URLの問題率/全施設に対する到達可能率〕
・病院 2,696 93.4% 6.7% 87.1%
・診療所 18,136 58.3% 12.6% 50.9%
・助産所 2,096 40.4% 19.8% 32.4%

URL登録率は病院93.4%に対し、助産所は40.4%。登録済みURLの問題率も病院6.7%、助産所19.8%と開きがあります。結果として、公的データ経由でサイトに到達できる施設の割合は、病院87.1%、診療所50.9%、助産所32.4%となりました。同じ公的データベースの中でも、施設区分によって「入口からのたどり着きやすさ」に2.7倍の差がある結果です(87.1%÷32.4%、当社算出)。

なお、URL登録率は都道府県によって15.1%から75.8%まで幅があります。この差は各施設のサイト保有状況を直接示すものではなく、施設側の入力状況や自治体の運用の違いが相当に含まれるとみられます。

3.「古いだけ」の396施設、最多はhttp表記のまま

たどり着けなかった1,670施設のうち396施設は、サイト自体は稼働していました。理由の内訳は次のとおりです。

〔URLが古い・誤りの理由/施設数/構成比〕
・httpsへ移行済みだが公的データはhttpのまま 258 65.2%
・ページの場所(パス)が変わっている 80 20.2%
・ホスト名が誤っている(ドット欠落等の入力ミスを含む) 58 14.6%

この396施設は、登録情報を現在のURLに更新するだけで解消するずれです。とくに最多の258施設は、サイトのhttps化という前向きな変化が公的データに反映されていないケースでした。参考として、到達できたサイトのうちhttpsで配信されていたのは81.5%です。

4. 到達できない理由はDNS・アクセス拒否・404が上位

最初のアクセスで応答が得られなかったURLは1,641件でした(URL単位。後に代替候補で到達できたものを含みます)。理由の上位は次のとおりです。

〔理由/件数〕
・サーバーに接続できない(DNS解決失敗・応答なし等) 821
・アクセスが拒否される(403) 417
・ページが存在しない(404) 354

数字の読み方 ― 施設の情報発信を測るものではありません

本調査の数値は、医療機関がホームページを持っていない、あるいは情報発信をしていないことを示すものではありません。公的データの登録内容と、実際のサイトの現況とのずれを測ったものです。登録されたhttpのURLでは到達できず、https版なら到達できた258施設は、そのずれが最も分かりやすく表れた例といえます。個別の施設名は公表しません。

また、本調査の数値はすべて当社が公開データを機械的に集計・検証したものであり、厚生労働省が作成・公表した統計ではありません。

引用について(データはすべて引用フリー)

本調査のデータ・図表は、出典を明記いただくことで自由に引用いただけます。

・推奨クレジット: 出典:「出産環境白書2026」第6章(株式会社NAMI-RENSA「産婦人科と小児科の教科書」)
・調査全文: https://sanka-shonika.jp/whitepaper/

調査概要

〔項目/内容〕
・調査名 医療機関ホームページURLの到達性調査(「出産環境白書2026」第6章)
・調査期間 2026年7月28日  (オープンデータは2025年12月1日  時点)
・調査機関 株式会社NAMI-RENSA(自社調査)
・調査対象 厚生労働省「医療情報ネットのオープンデータ」収録の産婦人科系・小児科・助産所22,928施設に登録された案内用ホームページアドレス
・サンプル数 URL登録13,934施設(重複を除く実チェックURLは13,777件)
・調査方法 登録URLへのHTTPアクセスによる到達確認。表記が壊れたURLは正規化して判定し、到達できなかったものはhttps版・www有無・ホスト名の誤字修正といった代替候補も試行

「産婦人科と小児科の教科書」について

「産婦人科と小児科の教科書」は、厚生労働省のオープンデータに基づき、全国22,928施設(産婦人科系5,434・小児科17,388・助産所2,096)を全件掲載する医療情報サイトです。ランキングや優劣の評価は行わず、掲載は無償、広告も掲載しない中立のデータベースとして、医療広告ガイドラインに配慮した運営を行っています。本調査で確認した到達可能なURLは、当サイトの施設ページにも反映しています。

・サイトURL: https://sanka-shonika.jp/

会社概要

〔項目/内容〕
・会社名 株式会社NAMI-RENSA
・代表者 代表取締役 星野丈
・所在地 〒107-0062 東京都港区南青山3丁目1番36号 青山丸竹ビル6F
・事業内容 マーケティング支援事業(SEO・LLMO・Web制作)、自社メディア「産婦人科と小児科の教科書」ほかの企画・運営
・URL https://nami-rensa.co.jp/

本件に関するお問い合わせ

株式会社NAMI-RENSA 広報担当
E-mail:

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配信元
株式会社NAMI-RENSA(Zero Press 掲載 2 本)
配信サイト
ぷれりり
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