PRESS RELEASE 調査・レポート

「病院に行く理由」が、診察だけじゃなくてもいい。

孤独・孤立が社会課題となる中、埼玉県の病院が診察以外の理由で訪れられる場所に。月1回の「井戸端会議」で地域住民が顔を合わせ、会話や創作活動を通じて人とのつながりを深める取り組みを18回続けている。

出典: 医療法人社団鴻愛会 こうのす共生病院

医療法人社団鴻愛会 こうのす共生病院が@Pressで配信したプレスリリースの原文を、Zero Press が転載して掲載しています。

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「家からあまり出ないけど、この楽しみのために頑張って来てる」。

そう話す参加者がいるのは、公民館でも地域サロンでもなく、病院です。

医療法人社団鴻愛会 こうのす共生病院(埼玉県鴻巣市)では、2025年3月から毎月、病院1階の売店スペースを地域にひらき、「井戸端会議」を開催しています。

診察や治療を受けるためではなく、誰かと話したり、一緒にものを作ったりするために病院へ来る。そんな時間をつくる取り組みです。

2026年8月8日には、井戸端会議の一環として「夏まつり」を開催しました。

内閣府が2026年4月に公表した「孤独・孤立の実態把握に関する全国調査(令和7年)」では、孤独感について「しばしばある・常にある」「時々ある」「たまにある」と回答した人が合わせて37.7%となりました。調査は、全国の16歳以上の個人を対象に実施されたものです。

孤独・孤立が社会的な課題となる中、人と顔を合わせ、言葉を交わす機会を地域の中にどうつくるかが問われています。

こうのす共生病院が始めたのは、新しい交流施設をつくることではありません。

すでに地域にある病院の1階、その売店スペースをひらくことでした。

お茶を飲み、会話をし、季節に合わせたものを一緒に作る。医療の話をすることもあれば、そうでない話をすることもある。

病院を「治療を受ける場所」だけに限定せず、家以外に人と顔を合わせられる場所として使ってもらう。その一つの形が「井戸端会議」です。

井戸端会議は、2025年3月に始まり、2026年8月までに18回を重ねました。

直近の参加人数はおよそ6~10人程度。8月8日の夏まつりには、地域住民8人と職員3人が参加しました。開始当初から参加を続けている参加者も2人います。

参加者からは、「これが毎月の楽しみなの」という声が聞かれています。

また、別の参加者は、「家からあまり出ないけど、この楽しみのために頑張って来てる」と話しました。

井戸端会議で行われているのは、特別なプログラムばかりではありません。会話をしたり、何かを作ったりしながら、同じ場所で時間を過ごします。

それでも、月に一度の予定として、この場所を訪れる人がいる。

参加者の言葉と、18回にわたって続いてきた活動から見えてくるのは、病院が医療を必要としたときだけに訪れる場所とは限らない、という一面です。

病院には、病気やけがをしたときに行く。

多くの人にとって、病院はまず医療を受けるための場所です。

一方、井戸端会議では、診察の予定がなくても病院を訪れます。

「誰かに会う」「話をする」「一緒に何かをする」。そのために、病院へ来る。

こうのす共生病院では、こうした日常の接点を「病院をまちの縁側に」という考え方につなげています。

新しい施設を建てなくても、すでに地域にある場所を少しひらくことで、人が顔を合わせる機会をつくることができる。

病院という既存の場所を、人と人が顔を合わせる場所としても使うことで、医療機関と地域との接点を、診察室の外にもつくっています。

8月8日の井戸端会議では、夏まつりとして、うちわ作り、プレゼント交換を行いました。

会場は普段と同じ病院1階の売店スペースです。

うちわを作りながら話したり、お菓子やコーヒーを楽しんだり。

特別な場所へ出かけるのではなく、いつもの病院で、いつもの人たちと過ごす。

夏まつりも、2025年3月から続いてきた井戸端会議の中で、その月に行われた一つの企画です。

井戸端会議は、毎回多くの人を集めることを目的としたイベントではありません。

月1回、土曜日の14時から16時まで、病院1階の売店スペースで開催しています。

直近の参加人数はおよそ6~10人程度。開始当初から参加を続けている人は2人です。

一度きりのイベントではなく、同じ場所で月に一度の時間を重ねてきたからこそ、「毎月の楽しみ」「このために頑張って来てる」という言葉も聞かれるようになりました。

病院に来る理由は、診察だけじゃなくてもいい。

こうのす共生病院では、そうした病院と地域との接点を、特別な一日ではなく、日常の中に置いています。

こうのす共生病院では、今後も井戸端会議を継続します。

病院は、医療を必要としたときに訪れる場所であると同時に、地域の人が顔を合わせ、言葉を交わす場所にもなり得る。

その可能性を特別なイベントで終わらせず、18回続いてきた時間の先へつないでいきます。

こうのす共生病院では、そんな病院と地域の接点を、これからも一つずつ積み重ねていきます。

井戸端会議は、医療法人社団鴻愛会が進める「Social Goodプロジェクト」の一環として実施しています。

病院の中だけで完結しない地域との接点をつくり、医療者と地域の人が日常の中で出会える機会をつくる取り組みを進めています。

名称: 井戸端会議

開始: 2025年3月

開催: 月1回・土曜日 14:00~16:00

会場: こうのす共生病院 1階売店スペース

2026年8月8日参加者: 地域住民8人、職員3人

直近の参加人数: およそ6~10人程度

参加者の属性: 女性約9割

8月8日の内容: うちわ作り、プレゼント交換、お茶会

医療法人社団鴻愛会

こうのす共生病院 広報室

電話:048-541-1131

メール:info@kouaikai.jp

公式サイト:https://kouaikai.jp/

Social Goodプロジェクトページ:https://kouaikai.net/sgpj/

見学をご希望の病院関係者様、取材をご希望のメディア関係者様は、広報室までお気軽にご連絡ください。

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医療法人社団鴻愛会 こうのす共生病院(Zero Press 掲載 6 本)
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