【名城大学】高校生が最先端ロボット研究に触れる 愛知県主催の「サイエンス実践塾体験研究室」で大原教授が講義と研究室を公開
名城大学で高校生がVRゴーグルやロボット実習を通じて、最先端のロボット技術を体験。人工知能と実践的な工学知識の関連性を学び、将来のキャリア形成に役立つ理工系教育の重要性を認識できるプログラムを行いまし...
学校法人 名城大学が@Pressで配信したプレスリリースの原文を、Zero Press が転載して掲載しています。

愛知県が主催する高校生対象の「サイエンス実践塾体験研究室」の一つで、理工学部メカトロニクス工学科の大原賢一教授が担当する「最先端のロボット研究と現場で活用されるロボットについて」が8月3日、天白キャンパスで開催され、9人の高校生が参加しました。
この企画は、愛知県が次世代を担う高校生に、研究開発施設での実習体験や施設見学、理工系大学生・技術研究者との交流を通じて、将来の仕事も含めた長期的な理工系キャリア形成のビジョンを考えてもらう機会として、2022年度から開催しています。今年度は、「名古屋大学・オークマ株式会社」「中京大学・三菱電機株式会社」「名城大学・株式会社シンテックホズミ」の3コースが用意されました。
本学のコースでは、「最先端のロボット研究と現場で活用されるロボットについて」をテーマに、大原教授が「人と共存するロボット」をテーマとした講義と研究室見学を担当しました。同日午後には、大原教授が共同研究などを行う株式会社シンテックホズミで、「無人搬送ロボットを動かそう!」と題した体験プログラムも行われました。

講義で大原教授はまず、「AIが発達しても、ロボットは人に教えてもらわなければ何もできない」と説明。サービスロボットシステムの構成要素として、人の目に当たる「Vision」、ロボットアームなどの動作を生成する「Manipulation」、音声認識によって動作指令を出す「Communication」、地図とセンサーデータから自己位置を推定し、移動を担う「Navigation」があることを紹介しました。さらに、それぞれが大きな研究領域であり、1台のロボットを作るには、これらの技術を組み合わせる必要があると解説。「技術の進歩やAIの活用によって、ロボットも進化していますが、物をつかむ動作など『Manipulation』の部分には、まだまだ課題が多くあります」と説明しました。

また、高校の各科目と大学での研究の関連について、「AIの基礎は数学、物理で学ぶ力学や電磁気学は、制御やモーターに必須の知識です。読み書きはAIで代替できるかもしれませんが、研究には国境がなく、コミュニケーションや研究成果を表現するには英語や国語も重要です。受験のためだけの勉強ではなく、将来に役立つという意識を持って取り組んでほしい」と呼び掛けました。
講義の最後には、「30年前には、スマートフォンで通話する世界なんて誰も想像できませんでした。皆さんが今の私の年齢になる2050年は、どんな世界になっているでしょう。ぜひ、一緒に研究開発に取り組みましょう」と語り掛けました。
講義後には大原研究室が研究しているロボットのデモンストレーションも行われ、参加した高校生たちは興味深そうに実際のロボットの動きを見学しました。



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