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ネットの写真プリントの使い方。用紙・サイズの選び方と注文の流れ

スマートフォンの中に写真が何千枚も入っているのに、紙で残しているのは数枚だけ。そんな状態の人は少なくありません。写真店に行く時間がなくても、インターネットから注文すれば自宅に届くサービスがあります。

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スマートフォンの中に写真が何千枚も入っているのに、紙で残しているのは数枚だけ。そんな状態の人は少なくありません。写真店に行く時間がなくても、インターネットから注文すれば自宅に届くサービスがあります。

ただ、初めて使うときは選択肢に戸惑います。サイズはどれを選ぶのか、用紙は何が違うのか、補正はありとなしのどちらがよいのか。この記事では、注文前に決めておくこと、サイズと用紙の違い、スマートフォンの写真をきれいに出すための設定を整理します。

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ネットプリントを使う前に決めること

注文画面を開く前に、四つのことを決めておくと迷いません。

ひとつ目はサイズです。アルバムに入れるのか、飾るのか、配るのか。用途によって適したサイズが変わります。

二つ目は枚数です。溜まった写真をすべて出そうとすると膨大になります。まず何を残したいのかを決めてから選ぶほうが、結果的に満足度は高くなります。

三つ目は納期です。急ぎなら当日発送に対応している店を選びます。急がないなら、価格を優先する選択もできます。

四つ目は受け取り方法です。自宅への配送のほか、ポストに投函される形を選べる場合もあります。枚数が少なければ、ポスト投函のほうが受け取りの手間がありません。

この四つが決まっていれば、あとは店を選ぶだけです。多くのサービスがインターネットから二十四時間いつでも注文でき、正午前の依頼をその日のうちに発送する店もあります。

L判・2L・ましかくなどサイズの違い

サイズは、飾り方や収納から逆算します。

L判は、もっとも一般的なサイズです。市販のアルバムのほとんどがこの規格に対応しており、枚数が多い場合の定番になります。

2L判は、L判の二倍の面積です。一枚を大きく見せたいとき、飾る前提のときに向きます。

ましかく(正方形)は、近年増えたサイズです。スマートフォンで正方形に撮った写真をそのまま印刷でき、並べて飾ると統一感が出ます。

ここで注意したいのが、写真の縦横比です。スマートフォンで撮った写真とL判の比率は一致しないため、そのまま印刷すると上下または左右が切れます。切れて困る写真は、余白を付ける設定を選ぶか、あらかじめトリミングして構図を整えておきましょう。

用紙(光沢・絹目・マット)の違い

用紙によって、仕上がりの印象が変わります。

光沢紙は、発色が鮮やかで写真らしい艶があります。もっとも一般的な選択で、風景や色鮮やかな被写体に向きます。ただし表面が滑らかなぶん、指紋が付きやすいという面もあります。

絹目は、表面に細かい凹凸があり、光の反射を抑えた仕上がりです。人物写真に選ばれることが多く、手で触れる機会が多い写真にも向いています。

マット紙は、艶を抑えた落ち着いた質感です。作品として飾る場合や、書き込みをする場合に選ばれます。

どれが優れているという話ではなく、どこに置いてどう見るかで決まります。迷ったら、まず光沢紙で少量を試し、質感が気になれば次回は別の用紙にするという進め方でよいでしょう。

用紙の違いは、飾ったときの見え方にも表れます。照明の下で光沢紙は反射しやすく、角度によって見えにくくなることがあります。壁に掛けて正面から見る前提なら、反射を抑えた用紙のほうが落ち着いて見えます。

長期の保存を考えるなら、印画紙を使ったプリントという選択肢もあります。銀塩方式で焼き付ける方法を採用している店もあり、仕上がりの傾向が変わります。どの方式で印刷されるかは店の説明に書かれているので、こだわりがあれば確認しておきましょう。

スマホ写真をきれいに出すための設定

仕上がりを左右するのは、データそのものです。

まず解像度です。L判程度であれば近年のスマートフォンの写真で十分ですが、大きく引き伸ばす場合は元データを使ってください。メッセージアプリで送受信した画像は圧縮されていることが多く、印刷すると粗さが出ます。

次にトリミングです。注文画面で切り取り位置を調整できる場合、人物の頭や足が切れていないかを確認します。

そして補正の設定です。多くのサービスで、明るさや色を自動的に調整する補正を選べます。補正ありなら暗い写真が明るくなりますが、意図した雰囲気が変わることもあります。加工アプリで色を調整済みの写真は、補正なしを選ぶほうが自分の意図に近くなります。どちらがよいかは写真によるため、同じ写真を両方の設定で頼んで比べてみるのも一案です。しろくまフォト のように一枚あたりの価格が抑えられている店なら、試しやすいでしょう。

机に広げられたプリント写真
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まとめてプリントするときの整理術

枚数が多いときは、選ぶ作業そのものが負担になります。

まず、フォルダで分けます。旅行、行事、日常というように大きく分類しておけば、選ぶ範囲が絞れます。

次に、日付順に並べて見返します。同じ場面で連写した写真は、その中から一枚だけ選びます。似た構図が並ぶと、印刷しても見返す楽しみが薄れます。

ぶれている写真、目をつぶっている写真は、この段階で外します。画面で見て気にならなくても、印刷すると目立つことがあります。

重複の確認も忘れずに。以前プリントした写真をまた頼んでしまうことは意外と多いものです。プリント済みの写真を別フォルダに移しておくと、次からの作業が楽になります。

一度にすべてを片づけようとせず、年に数回まとめて注文する習慣にすると続きます。年末や誕生日など、区切りのよい時期を決めておくと忘れません。

プリントした写真の保管も考えておきましょう。アルバムに入れる、箱にまとめる、飾る。どれにするかで、選ぶサイズも変わってきます。裏面に日付や場所を書いておくと、何年か経ってから見返したときに助かります。

家族で共有するなら、同じ写真を複数枚頼むという方法もあります。実家に送る分、自分の分と分けておけば、後から追加で頼む手間が省けます。

カレンダーなど写真を使った商品

写真を使った商品は、プリントだけではありません。

カレンダーは、贈り物としても自分用としても人気があります。写真と文字を自由に配置できる編集ソフトを用意している店もあり、一部から注文できます。祖父母への贈り物として、孫の写真を使ったカレンダーを毎年作る家庭もあります。カレンダー研究所 のような商品は、注文するまで料金がかからない仕組みになっていることもあり、じっくり編集してから決められます。

そのほか、フォトブック、ポスター、雑貨など、写真を形にする選択肢は広がっています。プリントを試してみて仕上がりに満足できたら、次の一歩として検討してみてください。

カレンダーを作る場合は、注文の時期に気をつけます。年末は注文が集中するため、十一月には手をつけておくと余裕をもって仕上げられます。使う写真を月ごとに割り振る作業にも、思いのほか時間がかかります。

写真の選び方にもこつがあります。カレンダーは一年間目に入るものなので、季節に合った写真を各月に配すると自然な仕上がりになります。夏の写真を十二月に置くと違和感が出るためです。

壁に掛けられたカレンダー

創業から長く続く写真店が運営する通販もあります。地域で培った色の調整技術を掲げる店もあり、仕上がりの傾向は店ごとに異なります。

よくある質問

補正ありとなしはどちらがよいですか。写真によります。暗く写った写真は補正ありが向き、自分で色を調整した写真は補正なしのほうが意図に近くなります。

届くまで何日かかりますか。店と時期によって変わります。当日発送に対応している店もありますが、繁忙期は通常より日数がかかることがあります。

同じ写真を後から追加注文できますか。データを保管している店では可能な場合があります。保管期間は店ごとに違うため、確認しておきましょう。

データはどのくらい保存されますか。一定期間で削除される仕組みが一般的です。長く残したい写真は、自分の手元にもデータを保管してください。

写真の一部が切れてしまうのはなぜですか。写真の縦横比と用紙の比率が違うためです。余白を付ける設定を選べば、全体を残せます。

まとめて何枚まで頼めますか。店によって上限が異なります。数百枚単位の注文に対応している店もあるため、大量に頼む場合は事前に確認しましょう。

古い写真をデータ化して注文できますか。フィルムや紙の写真をスキャンしたデータでも、解像度が足りていれば印刷できます。スキャンの設定は高めにしておくと安心です。

まとめ

ネットの写真プリントは、サイズ・用紙・補正という三点を決めてから注文すると失敗しません。用途からサイズを決め、置き場所から用紙を選び、写真の状態に応じて補正を設定する。この順番なら、届いた写真を見て落胆することはないはずです。

まとめて残したい場合は、本の形にするという方法もあります。フォトブックの選び方は https://zero-press.net/columns/photobook-erabikata に、年賀状として写真を使う場合は https://zero-press.net/columns/nengajo-insatsu-tejun にまとめています。

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