介護で使う道具。車いす、靴、体を支えるもの
親が段差でつまずくようになった。歩く距離が短くなり、買い物についていくのを嫌がる。外に出る回数が減ってきた。
本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。

親が段差でつまずくようになった。歩く距離が短くなり、買い物についていくのを嫌がる。外に出る回数が減ってきた。
こうした変化が見えたとき、道具でどこまで補えるのかが分からないまま、通販の画面を眺めることになりがちです。ただ、買う前に確認すべき順番があります。
この記事では、制度で借りられるものの確認、移動を支える道具の種類、見た目という要素、足元の見直し、体を支える道具の位置づけ、そして置き場所と手入れを整理します。
まず制度で借りられるものを確認する
自費で買う前に、公的な制度で使えるものがないかを確認してください。
介護保険では、要介護や要支援の認定を受けている場合に、一部の福祉用具を借りられる仕組みがあります。対象となる品目や自己負担の割合は制度で定められています。
購入に対して補助がある品目もあります。衛生の面から貸与になじまないものは、購入の対象として扱われる形です。
どの品目が対象かは制度で決まっており、見直されることもあります。最新の内容は、お住まいの市区町村の窓口や地域包括支援センターで確認してください。
まだ認定を受けていない場合も、相談自体は受け付けています。何ができるか分からない段階でも、状況を説明してみてください。
住宅の改修についても、手すりの設置などで補助を受けられる場合があります。道具だけでなく、住まいの側で解決できることもあります。
そして、福祉用具の専門相談員という職種があります。体の状態と住まいの条件を見たうえで提案してもらえるため、迷っている段階なら相談してみる価値があります。
離れて暮らす家族の見守りや生活支援については、https://zero-press.net/columns/mimamori-seikatsu-shien で整理しています。
移動を支える道具の種類
移動を支える道具は、使う人の状態によって分かれます。
自分で車輪を操作する形は、腕の力がある人に向きます。自走できると、行きたい場所へ自分の判断で移動できます。
介助する人が押す形は、本体が軽く小さいものが多く、外出に持ち出しやすくなります。ただし、押す人がいないと動けません。
歩行を支える形もあります。手押し車のように前を支えるもの、荷物を載せられるもの、座って休めるもの。歩けるけれど不安がある段階で使われます。
杖は最も手軽ですが、支える力は限られます。片側だけを支える形なので、体の状態によっては合わないこともあります。
どれを選ぶかは、いまの状態だけでなく、この先の変化も含めて考えてください。ただし、先回りしすぎると本人が受け入れにくくなります。
試せる機会があれば、必ず試してから決めてください。貸与の仕組みを使えば、合わなかったときに交換できる場合があります。
定番のホームホワイトニングは、車いすやシルバーカーといった介護用品を扱う通販です。見た目にこだわった商品設計を心がけていると案内されており、扱う品目や在庫は公式サイトで確認してください。
見た目を我慢しないという考え方
道具を選ぶとき、機能ばかりが話題になります。ただ、実際に使う場面では見た目も無視できません。
理由は単純で、本人が使いたくないと感じる道具は、使われないからです。押し入れに入ったままの品は、どれだけ機能が良くても役に立ちません。
外に出るための道具であればなおさらです。人に会う場所へ持っていくものだと考えると、選び方が変わります。
家族が良いと思うものと、本人が使いたいものは違うことがあります。買う前に一緒に見て、本人に選んでもらってください。
色や形の選択肢が用意されている製品も増えています。同じ機能でも、選べるだけで受け止め方が変わります。

そして、道具を使うことを後ろ向きに扱わないでください。外に出る回数が保てるなら、それ自体が生活の質を支えます。
足元の見直し
道具の前に、いま履いている靴を見てください。合っていない靴は、歩きにくさの原因になります。
見るのは、脱ぎ履きのしやすさ、足の甲の押さえ方、つま先の余裕、靴底の減り方です。
高齢になると足の形が変わることがあります。むくみが出る、幅が広くなる、指の形が変わる。以前と同じサイズが合うとは限りません。
面ファスナーで留める形は、力を入れずに調整できます。むくみの程度が日によって変わる場合、この調整のしやすさが効きます。
介護の場面を想定した靴を扱う店もあります。歩行のしやすさを考えた設計でありながら、見た目にも配慮した製品が出ています。医療機関で取り扱いのあるものもあり、詳しい仕様は公式サイトで確認してください。
なお、靴を替えれば歩きやすくなると断定はできません。足や歩行に不安がある場合は、医師や理学療法士に相談したうえで選んでください。
室内での足元も見ておきます。滑りやすいスリッパ、めくれた敷物、床に置いたままの物。道具を増やす前に、環境の側で減らせる危険があります。
靴下の素材も見ておいてください。滑りやすい素材で床を歩くのは危険です。足裏に滑り止めの付いたものに替えるだけでも違います。
靴は左右で履き比べてください。足の大きさは左右で違うことが多く、大きいほうに合わせるのが基本です。夕方はむくみで大きくなるため、その時間に試すほうが実際に近い判断ができます。
体を支える道具の使い方
腰や体幹を支える道具についても触れておきます。
ベルトの形をしたものは、腰まわりを締めて姿勢を支える目的で使われます。作業の前に着ける、長く座る時間に使うといった使い方があります。
ここで押さえておきたいのは、こうした道具は補助であって、痛みを治すものではないという点です。着けているから大丈夫と考えて無理をすると、かえって状態を悪くすることがあります。
痛みが続く、しびれがある、力が入らない。こうした症状があるなら、道具を探す前に受診してください。原因によって必要な対応が変わります。
締めすぎにも注意が必要です。強く締めれば効くというものではなく、血流や呼吸に影響することがあります。
Allgu(体を支えるベルト)は、両側から引く構造をとった体を支えるベルトです。一般的な片側から引く形との違いが特徴として案内されています。仕様や価格は公式サイトで確認してください。
使う時間も決めておいてください。常時着けたままにすると、支える筋肉を使わなくなることがあります。使う場面を限定するほうが現実的です。
腰の負担を減らす道具全般については、https://zero-press.net/columns/koshi-futan-belt でも扱っています。

置き場所と手入れ
続けて使えるかどうかは、日常の扱いやすさで決まります。
玄関に置けるかを確認してください。折りたためるか、幅はどれくらいか、段差を越えられるか。出し入れが面倒だと、使わなくなります。
車に載せる予定があるなら、たたんだときの大きさと重さを見ます。介助する人が一人で載せられるかどうかが基準になります。
手入れのしやすさも見ておきます。布の部分が外せるか、拭ける素材か。使うほど汚れる部分なので、簡単に清潔にできる形が続きます。
点検も必要です。タイヤの空気、ブレーキの効き、ねじの緩み。定期的に見る日を決めておくと安心です。
修理や部品の交換に対応してもらえるかも、購入の前に確認してください。長く使う道具ほど、この点が効いてきます。消耗する部品がある製品は、交換部品を扱っているかどうかで使える年数が変わります。
そして、使い方を家族で共有しておいてください。折りたたみ方やブレーキの位置を知らないと、必要なときに手間取ります。
よくある質問
レンタルと購入のどちらがよいですか
制度で借りられる品目かどうかで変わります。まず窓口で確認し、対象なら借りて試す方法があります。
サイズはどう選びますか
体格と使う場面によります。専門の相談員や店舗で、実際に座って確認するのが確実です。
自宅で試せますか
試用に対応している場合があります。貸与の仕組みを使えば、合わなかったときに交換できることもあります。
医療機器とはどう違いますか
分類が異なり、扱いも変わります。医療的な判断が必要な場合は、必ず医療機関に相談してください。
保険は使えますか
認定の有無と品目によります。市区町村の窓口や地域包括支援センターで確認してください。
手入れはどうすればよいですか
布の部分は外して洗えるものがあります。金属の部分は乾いた布で拭き、定期的にねじの緩みを見てください。
本人が使いたがりません
理由を聞いてみてください。見た目が気になる、周囲の目が気になる、まだ必要ないと感じている。理由によって対応が変わります。
まとめ
三点にまとめます。
一つ目は、制度で借りられるか先に確認すること。自費で買う前に、窓口で相談してください。
二つ目は、使う人の状態で選ぶこと。そして本人に選んでもらうこと。使われない道具は意味を持ちません。
三つ目は、足元も見直すこと。道具を増やす前に、靴と室内の環境で改善できる部分があります。
体の状態に不安があるときは、道具より先に専門職への相談です。そのうえで、生活を支える形を選んでいってください。








