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フリーランスの案件探し。検索サイトとエージェントの違いを整理する

独立して仕事を受けるようになると、案件をどこから取ってくるかが毎回の課題になります。最初の一件は前職のつながりで決まっても、その契約が終わったあとに何をすればよいかで手が止まる。そういう相談はよく聞きます。

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独立して仕事を受けるようになると、案件をどこから取ってくるかが毎回の課題になります。最初の一件は前職のつながりで決まっても、その契約が終わったあとに何をすればよいかで手が止まる。そういう相談はよく聞きます。

案件を探す経路にはいくつか種類があり、それぞれ手間のかかり方と、自分がどこまで関わるかが違います。この記事では経路の違いを整理し、契約の前に確認しておきたい項目と、収入が途切れる時期への備えまでをまとめます。

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案件を探す経路は一つではない

大きく分けると、自分で探す、仲介してもらう、人づてに紹介してもらう、直接取引する、の四つになります。

自分で探す場合は、案件を掲載しているサイトを見て回ります。条件を自分で絞り込めるのが利点で、どんな案件がどのくらいの条件で募集されているかという相場の感覚もつかみやすくなります。そのかわり、応募も条件の交渉も自分で行います。

仲介してもらう場合は、案件を紹介する会社に登録して、条件のすり合わせや契約まわりを任せます。手間は減りますが、担当者との相性が結果に影響します。

人づてに紹介してもらう経路は、話が早いかわりに数が読めません。前の現場のつながりや、同業者との関係から声がかかるもので、待っていて増えるものではありません。

直接取引は、発注する側と自分の間に誰も入らない形です。条件の自由度は高くなりますが、契約書の確認から請求まで全部を自分で持つことになります。

どれが正しいという話ではなく、複数の経路を並行して持っておくほうが途切れにくくなります。ひとつの経路だけに頼っていると、その経路が細ったときにまとめて影響を受けます。

経路によって、決まるまでの速さも違います。仲介を通す形は面談や書類のやりとりが挟まるぶん時間がかかりますが、条件の交渉を任せられます。直接取引は話が早い代わりに、確認の抜けがそのまま自分の負担になります。急いでいるときほど、確認を省いた結果が後から効いてきます。

検索サイトを使う場合

案件を掲載しているサイトは、条件を並べて比較する用途に向いています。

単価、稼働の日数、勤務地かリモートか、必要な技術。これらを絞り込んで一覧で見られるため、今の自分の経験でどのあたりの案件が出ているのかを短時間で把握できます。決める前の情報収集としても使えます。

複数の紹介会社の案件をまとめて検索できる形のサイトもあります。個別に何社も登録して回る手間を省けるという作りで、掲載件数を公表しているところもあります。件数や機能は時期によって変わるため、最新の内容は各サイトで確認してください。

希望条件をもとに候補を絞り込む仕組みを備えたサイトもあります。条件に合うものを提示してくれるため、案件を探す時間そのものを減らせます。ただし、提示されるものが自分の希望と合っているかは自分で判断してください。

自分で探す形式では、応募の管理も自分の仕事になります。どこにいつ応募したかを記録しておかないと、同じ案件に別経路から重ねて応募してしまうことがあります。

エージェントを使う場合

紹介会社を通す形は、契約まわりの負担を減らしたい人に向いています。

やってもらえるのは、案件の紹介、条件のすり合わせ、契約書のやりとり、稼働が始まってからの相談窓口といったところです。範囲は会社によって違うので、どこまで対応するかを最初に聞いておいてください。

公開されていない案件を持っている場合もあります。発注元の都合で表に出していないもので、こうした案件は登録しないと見えません。

担当者との相性も無視できません。技術の話が通じる相手かどうかで、条件の伝わり方が変わります。合わないと感じたときに担当を変えられるかどうかも、聞いておくとよい項目です。

長く続けている会社ほど、扱う案件に傾向が出ます。たとえば独立を考えるITエンジニアの方へ【Pe-BANK】 のように、四半世紀にわたって同じ分野を扱っており、登録している人の年齢層が比較的高く、業務システム系の案件に強みを持つと案内されているところもあります。自分の経験と相手の得意分野が噛み合うかどうかは、登録前に見ておく価値があります。

紹介会社を通すと、発注元が支払う金額と自分が受け取る金額の間に差が生まれます。その差の扱いをどこまで公開しているかは会社ごとに違います。気になる場合は、契約の前に確認してください。

契約の前に確認すること

条件の確認を後回しにすると、稼働が始まってから揉めます。先に見ておく項目を挙げます。

契約の形態を確認してください。準委任なのか請負なのかで、求められる責任の範囲が変わります。何をもって仕事が完了したとみなすのかも、あわせて確認しておきましょう。

支払いの時期も重要です。締め日と入金日がいつなのか。月末締めの翌月末払いといった形が一般的ですが、条件は契約によります。独立した直後は、最初の入金までの期間を手持ちの資金でしのぐ必要があります。

稼働の日数と時間の幅、そして精算の条件も見てください。想定した時間を上回ったとき、下回ったときにどう扱うかが決まっていないと、後から話がこじれます。

再委託の可否、秘密保持の範囲、契約を途中で終える場合の予告期間も確認しておきます。急に終了となったときにどれだけの猶予があるかは、生活に直結します。

書類を確認する人
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サービスごとの違いの見方

登録先を比べるときは、見る場所を決めておくと判断が早くなります。

見るのは、扱う案件の分野、対応している地域、リモート案件の有無、支払いの条件、そして相談の窓口があるかどうかです。同じ「案件紹介」でも、力を入れている部分が違います。

首都圏を中心に案件を集めているところもあれば、拠点を各地に持ち、遠隔で働く案件を扱えると案内しているところもあります。住んでいる場所と働き方の希望によって、見るべき先が変わります。

登録しなくても案件を見られる形にしているサイトもあります。まず中身を見てから登録するかを決めたい場合には、こうした作りのほうが試しやすくなります。

IT求人ナビフリーランス では、希望条件に合う案件を自動で選んで知らせる仕組みや、拠点を各地に持つことで遠隔の案件も案内できるという説明が出ています。支援を続けてきた年数を掲げているところもあり、扱う案件の傾向を推し量る材料になります。掲載条件は変わることがあるため、最新の内容は各サービスで確認してください。

単価の水準は、案件の内容と時期によって動きます。どこかで見た数字がそのまま自分に当てはまるとは限りません。複数の経路で似た条件の案件を見比べて、自分なりの相場観を持っておくほうが確実です。

収入が途切れる時期への備え

契約には切れ目があります。次が決まるまでの期間をどう見ておくかが、続けられるかどうかを分けます。

まず、契約が終わる時期から逆算して動き始めてください。終了の一か月前に探し始めても、面談から契約までの手続きで時間がかかります。稼働中から次の候補を見ておくくらいでちょうどよくなります。

手元の資金にも余裕を持たせておきます。入金の時期が翌月以降になることを考えると、数か月分の生活費を確保しておくと判断に余裕が生まれます。

会社を離れると、健康保険と年金の手続きが自分の側に移ります。加入の方法や期限、保険料の計算はそれぞれ制度で決まっているため、住んでいる自治体の窓口や年金事務所の案内を確認してください。

確定申告も毎年の作業になります。帳簿の付け方や経費として扱える範囲、控除の条件は制度に沿って決まります。判断に迷う部分は税務署の相談窓口や税理士に確認するのが確実です。

自宅で作業する人

よくある質問

未経験でも案件はありますか。募集の条件は案件によります。実務経験の年数を条件にしているものが多いため、まずは掲載されている条件を見て判断してください。

副業として使えますか。稼働日数の少ない案件を扱っているところもあります。ただし勤め先の規定に反しないかは自分で確認する必要があります。

地方に住んでいても受けられますか。遠隔で作業する案件を扱っているサービスもあります。対応の範囲は各社の案内によります。

単価はどのくらいですか。案件の内容と時期で変わるため、一律には言えません。複数の経路で似た条件を見比べるのが現実的です。

複数の経路を併用してよいですか。差し支えありません。ただし同じ案件に重ねて応募しないよう、応募先は自分で記録してください。

紹介会社の取り分は分かりますか。公開している範囲は会社によって異なります。気になる場合は契約前に確認してください。

契約が途中で終わることはありますか。あり得ます。予告の期間が契約書に書かれているはずなので、そこを確認しておいてください。

まとめ

案件を探す経路は、自分で探すか、仲介してもらうか、直接取引するかで手間と関与の度合いが変わります。どれか一つに絞らず、並行して持っておくほうが途切れにくくなります。

契約の前に、支払いの時期と稼働条件、終了時の扱いを確認してください。税や社会保険の手続きは制度で決まっているため、公的機関の案内や専門家への確認を挟むのが確実です。紹介会社そのものの選び方は https://zero-press.net/columns/freelance-agent-erabikata に、技術者向けの案件の探し方は https://zero-press.net/columns/freelance-engineer-anken にまとめています。

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