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ドッグフードの選び方。表示の読み方と切り替えの進め方

店頭でも通販でも、犬の食事は種類が豊富に並んでいます。価格の幅も広く、袋には見慣れない言葉が並ぶ。何を基準に選べばよいのか、迷うのは当然です。

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店頭でも通販でも、犬の食事は種類が豊富に並んでいます。価格の幅も広く、袋には見慣れない言葉が並ぶ。何を基準に選べばよいのか、迷うのは当然です。

判断の手がかりになるのは、袋に書かれた表示です。この記事では、表示の読み方、よく見かける言葉の意味、切り替えの進め方、そして保存と与え方の注意を整理します。

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フード選びで迷う理由

まず、種類の多さです。年齢別、犬種別、粒の大きさ別、原材料別。分類の軸が複数あるため、絞り込みにくくなっています。

次に、表示の意味が分かりにくいことです。原材料の欄には多くの名称が並び、それぞれが何のために入っているかは説明されていません。

三つ目は、実際に食べるかどうかが分からないことです。犬にも好みがあり、評判のよい商品でも受け付けないことがあります。

四つ目は、価格差の理由が見えないことです。同じ量でも数倍の開きがあり、何が違うのかを判断するための材料が少ないものです。

こうした状況では、まず表示の読み方を覚えるのが近道になります。すべてを理解する必要はなく、見るべき箇所を決めておけば十分です。

パッケージ表示の見方

確認する項目は、いくつかに絞れます。

原材料の欄は、多く含まれるものから順に並ぶのが一般的です。最初に何が書かれているかで、その商品の中心となる材料が分かります。

対象となる年齢も表示されています。成長期、成犬の時期、高齢期。それぞれ必要な栄養の量が違うため、犬の年齢に合ったものを選びます。

給与量の目安も記載されています。体重ごとに一日の量が示されており、これが基準になります。ただし、運動量や体質によって適量は変わるため、体重の推移を見ながら調整することになります。

ドッグフードの袋

賞味の期限も確認しましょう。大袋は割安に見えますが、使い切る前に期限を迎えたり、風味が落ちたりすることがあります。犬の体格と食べる量から、どのくらいで使い切るかを計算して選んでください。

保存の方法についても指示があります。開封後の扱いや、保管する場所の条件が書かれていることがほとんどです。

栄養に関する基準を満たしているかどうかの表示もあります。総合的な栄養食として作られたものか、間食や特定の目的のためのものかで、位置づけが変わります。日々の主食として与えるなら、前者を選ぶことになります。

「無添加」「グレインフリー」などの言葉

袋には、さまざまな言葉が並びます。これらの読み方を整理しておきましょう。

添加物を使っていないという趣旨の表示があります。ただし、何を指しているかは商品によって異なります。保存に関わるものなのか、着色に関わるものなのか。具体的に何が入っていないかを確認するほうが、言葉だけを見るより確実です。

穀物を使っていないという表示もあります。これは原材料の構成を示すもので、それ自体が安全性や品質の優劣を表すものではありません。犬によって合う構成は違い、一律にどちらがよいとは言えません。

原材料の産地や、製造の場所を明記している商品もあります。国産・無添加素材を使ったヒロミ家のドッグフード F//H FOOD のような商品では、使っている素材についての説明が掲載されています。何を重視して作られたかが分かると、選ぶ際の材料になります。

こうした表示は、事業者がその商品の特徴として掲げているものです。表示の意味を理解したうえで、自分の犬に合うかどうかで判断してください。

特定の食材に反応があると疑われる場合は、動物病院で相談してください。原因の特定には検査が必要で、食事の内容だけで判断することはできません。自己判断で食材を除いていくと、栄養の偏りにつながることもあります。

切り替えの進め方

新しい食事に変えるときは、時間をかけて行います。

急に全部を入れ替えると、消化に負担がかかることがあります。便がゆるくなったり、食べなくなったりする原因になります。

一般的には、数日から一週間ほどかけて進めます。最初は今までのものを多めにして、新しいものを少し混ぜる。日を追うごとに比率を変えていき、最終的に新しいものだけにします。

食事を与える様子

この間、便の状態を観察してください。形、回数、色。変化があれば、切り替えの速度を落とすか、いったん戻すという判断ができます。

食欲も見ておきます。新しいものを混ぜた途端に残すようになったなら、においや食感が合っていない可能性が考えられます。

体調に明らかな変化があった場合は、切り替えを中止して動物病院に相談してください。

なお、切り替えの時期に他の変化を重ねないことも大切です。引っ越しや家族構成の変化と同時期に食事を変えると、何が原因で様子が変わったのかを判断できなくなります。

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保存とトッピング

開封後の扱いも、状態を左右します。

袋の口をしっかり閉じることが基本です。空気に触れる時間が長いほど、風味は落ちていきます。密閉できる容器に移し替える方法もありますが、袋ごと入れられる容器を使うと、表示や期限を確認できて便利です。

湿気の多い場所は避けてください。洗面所や、流し台の下のような場所は条件がよくありません。直射日光の当たる場所も同様です。

冷蔵庫での保存を勧める表示がある商品もあります。指示に従ってください。指示がないものを冷蔵すると、出し入れの際に結露が生じることがあります。

食事に何かを加える場合は、量に気をつけましょう。加えた分だけ、主食を減らす必要があります。そうしないと、全体の量が過剰になります。

おやつも同様です。しつけの際に使う場合も含めて、一日の総量として考えてください。目安としては、一日の食事量に対して一定の割合を超えないようにするという考え方があります。

人が食べるものを与えることについては、注意が必要です。犬にとって適さない食材もあります。何を与えてよいかは、獣医師に確認するのが確実です。家族の誰かが食卓から分け与えていると、把握できない量になることもあるため、方針を共有しておきましょう。

水の用意も忘れずに。乾いた形状の食事を与えている場合、水分の摂取が重要になります。常に飲める状態にしておき、器は毎日洗って清潔を保ってください。

食べる速さが気になる場合は、器の形を工夫する方法もあります。突起のある器や、時間をかけて食べる仕組みの道具が市販されています。ただし、急に変えると食事そのものを警戒することもあるため、様子を見ながら導入してください。

取り扱いブランドの特徴

購入先によって、扱う商品の傾向は違います。

原材料の産地や配合について詳しく説明しているブランドがあります。何をどれだけ使っているかが分かると、比べる材料になります。

生の食材を扱う店もあります。馬刺しの専門店が作った馬肉パラパラミンチ のような商品では、加熱していない食材を冷凍で届ける形式が案内されています。与え方や解凍の方法についても説明を確認してください。保存に場所を取ることも、検討の材料になります。

少量から試せる商品を用意しているところもあります。初めて与える食事では、まず小さな包装を買って反応を見るという進め方が現実的でしょう。

定期的に届く仕組みで販売されている場合、解約の条件を確認してください。最低の継続回数や、次回の発送前に連絡が必要かどうかが定められています。

価格や在庫の状況は変わるため、注文する前に販売元のページで最新の情報を確認してください。

よくある質問

食べないときはどうしますか。少量を温めてにおいを立てる、今までのものと混ぜるといった方法があります。数日続くなら動物病院に相談してください。

食材に反応があるようです。動物病院を受診してください。原因の特定には検査が必要で、自己判断は避けたほうが安全です。

手作りの食事と併用してよいですか。栄養の釣り合いが難しくなります。行うなら、獣医師に相談しながら進めてください。

量の目安はどう決めますか。袋の表示を基準に、体重の推移を見ながら調整します。運動量によっても変わります。

複数の商品を混ぜてもよいですか。栄養の計算が難しくなります。切り替えの期間を除いて、一つに絞るほうが管理しやすくなります。

大袋と小袋のどちらがよいですか。使い切る速さで決めてください。開封後の風味の変化を考えると、一か月程度で使い切る量が目安になります。

年齢が変わったら替えるべきですか。表示された対象の区分が変わる時期は、見直す機会になります。切り替えは時間をかけて行ってください。

まとめ

犬の食事は、表示の確認・切り替えの進め方・与えたあとの観察という三点を押さえると選びやすくなります。原材料と対象年齢を確かめ、時間をかけて切り替え、便と食欲を見る。この順番で進めてください。

食事で病気が治ったり予防できたりするわけではありません。体調に変化があれば動物病院を受診してください。栄養を補助する商品については https://zero-press.net/columns/inu-supplement-kangaekata に、日々の見守りについては https://zero-press.net/columns/neko-mimamori-kenko にまとめています。

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