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美容液とミスト化粧水の使いどころ。成分表示の読み方から

棚に並んだ容器が増えていくのに、どれが何のためのものか説明できない。品数を足すべきか、それとも減らすべきかも判断がつかない。

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棚に並んだ容器が増えていくのに、どれが何のためのものか説明できない。品数を足すべきか、それとも減らすべきかも判断がつかない。

化粧品の売り場では成分の名前が前面に出ますが、名前を覚えても選べるようにはなりません。役割の分け方と、表示の読み方を知るほうが実用的です。

この記事では、剤形ごとの役割の違い、成分表示の並び順の意味、重ねる順番と量、外出先で使うミストの向き不向き、そして合わなかったときの手順を整理します。

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剤形が違えば役割も違う

同じスキンケアの棚に並んでいても、水っぽいものととろみのあるもの、油分の多いものでは役割が違います。

水分を足すもの、足した水分を留めるもの、特定の目的で成分を補うもの。おおまかにこの三つに分けて考えると整理できます。

化粧水と呼ばれるものは、水分を足す役割が中心です。ミストの形をしたものも、この分類に入るものが多くあります。

乳液やクリームは、留める役割を担います。油分を含むことで、時間が経ったときの乾きにくさに関わります。

美容液と呼ばれるものは、補う役割で作られています。特定の成分を目的に応じて配合したもので、他の品と置き換えるというより、間に足す使い方が一般的です。

品数を増やすかどうかを迷ったときは、この三つのうちどれが足りていないかを考えてください。同じ役割のものを二つ買っても、効果が二倍になるわけではありません。

成分表示は並び順に意味がある

裏面の表示は、原則として配合量の多い順に並んでいます。この一点を知っているだけで、読み方が変わります。

つまり、前のほうに書かれているものが、その製品の大部分を占めています。多くの製品では水が最初に来ますが、それ自体は珍しいことではありません。

注目したい成分が終わりのほうに書かれている場合、量としてはわずかということになります。表面で大きく打ち出されている成分が、どの位置にあるかを見てください。

ただし例外もあります。ごく少量でも配合される種類の成分については、一定の割合を下回るものは順不同で記載してよいとされています。香料や着色料は最後にまとめて書かれることが多い項目です。

つまり、末尾に近いから意味がないと決めつけることもできません。並び順は目安として使い、それだけで優劣を決めないのが正しい読み方です。

分からない名前を見つけたら、その場で判断せずに書き留めておいてください。同じ名前が複数の製品に出てくるようなら、調べる価値があります。

過去に合わなかった製品があるなら、その表示を写真に残しておくのも有効です。数品ぶんたまると、共通して入っている成分が見えてくることがあります。

その名前を避けるだけで、失敗の回数はかなり減ります。新しい品を買う前に、その一覧と照らし合わせる習慣をつけてください。

よく見る成分名の分類

成分の名前は膨大ですが、役割で分けると見通しが立ちます。

一つ目は、水分を保つ働きが期待される種類です。肌の表面にとどまって乾きにくくすることを目的に配合されます。

二つ目は、肌の状態を整える目的で使われる種類です。近年は培養液と呼ばれる原料を配合したものも増えており、表示の中で見かける機会が多くなっています。

三つ目は、使い心地に関わる種類です。とろみ、伸び、香り。効果というより感触を作るための成分で、これがあるから品質が低いということではありません。

名前の珍しさと自分の肌に合うかどうかは別の話です。話題の成分が入っていても合わない場合があり、その逆もあります。

ヒト由来成分を配合したエイジングケア美容液は、こうした培養液を配合したと案内されている美容液のひとつです。配合の割合についても説明が置かれていますが、内容や価格は変わることがあるため、詳しくは公式サイトで確認してください。

化粧品のボトル

購入の前には、表示の全体に目を通す習慣をつけてください。特定の成分に反応した経験がある人ほど、この確認が役に立ちます。

重ねる順番と量の目安

順番の基本は、水分の多いものから油分の多いものへという流れです。

先に油分の多いものを塗ると、後から水分を足しても入りにくくなります。この順序だけは崩さないほうが無難です。

量については、少なすぎると伸ばす途中で摩擦が起きます。手のひらに取ってから顔全体に広げられるだけの量を目安にしてください。

手のひらで押さえるか、コットンを使うかは好みで構いません。摩擦が気になる人は手のひら、均一に広げたい人はコットンという分け方をする人もいます。

重ねる間隔も見どころです。前の一品が完全に乾いてから次を塗ると、なじみにくくなることがあります。表面が落ち着いた程度で次に進むと扱いやすくなります。

乾燥が気になる季節の考え方は https://zero-press.net/columns/skincare-oil-kansou でも整理しています。

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外出先で使うミストの向き不向き

霧状に噴きつける形の製品には、向く場面と向かない場面があります。

向いているのは、乾燥した室内で過ごす時間が長いときです。空調の効いたオフィスや、乾いた季節の移動中など、こまめに水分を足したい場面で使いやすい形です。

化粧の上から使えるとされているものもあります。ただし、使ったあとに軽く押さえないと、崩れの原因になることがあります。

向いていないのは、噴きつけたまま放置する使い方です。表面に残った水分が蒸発するときに、もともとあった水分まで持っていかれることがあります。使ったあとは押さえる、あるいは油分のあるもので蓋をするという一手間を挟んでください。

季節によっても位置づけが変わります。湿度の高い時期は他の品で足りることも多く、乾いた時期ほど出番が増えます。

クリニック向けブランドのミスト化粧水は、外出先で使うことを想定したミストの形の化粧水だと案内されています。配合されている成分について説明が置かれていますが、内容は変わることがあるため、詳細は公式サイトで確認してください。

洗面台に並ぶスキンケア用品

肌に合わなかったときの手順

新しい品を使い始めて違和感が出たときは、順序を決めておくと落ち着いて対処できます。

一つ目は、使用を止めることです。様子を見ようとして使い続けると、原因が分からなくなります。

二つ目は、記録することです。いつから使ったか、どの品か、どんな状態が出たか。三行で構いません。

三つ目は、他の品も含めて見直すことです。同じ時期に複数を替えていると、どれが原因か特定できません。戻すときは一つずつにしてください。

四つ目は、続く場合に相談することです。赤みやかゆみが引かないときは、自己判断で使い続けず皮膚科などに相談してください。

新しい品を使う前に、目立たない場所で少量を試すという方法もあります。すべての反応を予測できるわけではありませんが、確認の一手にはなります。

成分表示を見るときの注意点は https://zero-press.net/columns/bihaku-seibun-chuii にもまとめています。

よくある質問

朝と夜で使い分けるべきですか

日中は外に出る前提、夜は落としたあとという違いがあります。使い分けている人もいますが、まずは同じ流れで続けて、乾きが気になる時間帯に足すという考え方でも構いません。

何品くらい使うものですか

決まりはありません。水分を足す、留める、補うの三つのうち足りていない役割を埋めるという考え方で、必要な数は人によって変わります。

敏感肌でも使えますか

製品ごとに想定が違います。表示を確認し、これまで反応が出た成分が含まれていないかを見てください。心配な場合は少量から試すのが安全です。

開封後はいつまで使えますか

未開封の期限は表示されていますが、開封後はそれより早めに使い切るのが基本です。においや色に変化が出たものは使わないでください。

複数の品を混ぜてもいいですか

想定されていない使い方になるため、避けたほうが無難です。重ねて使うことを前提に作られているので、順番に塗るほうが確実です。

値段と質は比例しますか

価格には原料だけでなく容器や流通の費用も含まれます。高いほど自分に合うとは限らないので、表示と使用感で判断してください。

使い始めてどのくらいで判断すればいいですか

季節や体調でも肌の状態は変わります。違和感がないなら数週間は同じ流れを続け、そのうえで判断すると比べやすくなります。

まとめ

選ぶときの要点は三つです。

一つ目は、剤形の役割を分けることです。水分を足す、留める、補う。足りていない役割を埋めると考えれば、品数を増やすべきかどうかも判断できます。

二つ目は、表示の順番を見ることです。原則は配合量の多い順で、前のほうにあるものが大部分を占めます。例外もあるため、目安として使ってください。

三つ目は、合わなければ止めることです。違和感が出たら使用を止め、記録し、複数を同時に替えない。続く場合は皮膚科などに相談してください。

化粧品は肌を清潔にし、健やかに保つためのものです。表示された使い方の範囲で使い、体調や季節による変化も踏まえて判断してください。

価格や取り扱いの内容は変わることがあります。購入の前に、公式サイトで最新の情報を確認してください。

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