東京の建築資材価格は2015年比約1.5倍! 規模やスペックに頼る設計はもう限界 価値を落とさず事業を成立させるための手法を公開
温浴・サウナ施設専門コンサルティングの株式会社アクトパスは、2026年9月14日(月)、温浴・サウナ施設の事業者、開発担当者などを対象とした「建設コスト・燃料費・人件費高騰時代 生き残りをかけた セオリー破りのローコスト …

温浴・サウナ施設専門コンサルティングの株式会社アクトパスは、2026年9月14日(月)、温浴・サウナ施設の事業者、開発担当者などを対象とした「建設コスト・燃料費・人件費高騰時代 生き残りをかけた セオリー破りのローコスト戦略セミナー」を、東京都内およびオンラインで開催します。
本セミナーは温浴施設の経営・運営を主題としていますが、第1講座では、企画・設計段階から建築費を抑える具体的な方法を取り上げます。
温浴・サウナ施設の設計に携わる設計会社、設計事務所、建築士、不動産デベロッパーにとっても、見積もり後の大幅なVEや図面の描き直しを減らし、施主の予算内で計画を成立させるために有益な内容です。
東京の建築資材価格は2015年比約1.5倍
一般財団法人建設物価調査会が公表した2026年8月の建設資材物価指数によると、東京地区の「建築部門」は、2015年平均を100として150.2となりました。前年同月比でも5.8%上昇しています。
また、国土交通省が2026年3月から適用している公共工事設計労務単価は、全国全職種の単純平均で前年度比4.5%引き上げられました。14年連続の上昇となり、全国全職種の加重平均値は、初めて25,000円を超える25,834円となっています。
さらに、国土交通省の建築着工統計によると、2025年度の民間非居住建築物は、事務所、店舗、工場、倉庫の着工が減少し、全体では4年連続の減少となりました。
個々の建築計画が延期・中止される理由はさまざまですが、資材価格と労務費が上昇する中、建築案件が厳しく選別される環境になっています。
規模やスペックだけでは事業が成立しない
これまで温浴施設では、施設面積を大きくする、浴槽や設備を充実させる、内外装を豪華にするといった方法が、競合施設との差別化を図る有力な手段となってきました。
しかし、建築費が大幅に上昇した現在、従来と同じ発想で設計を進めると、施工見積もりが施主の予算を大きく超える可能性があります。
設計が固まってからコスト超過が判明すると、
・規模縮小や設備削減のために、図面を何度も描き直す
・本来の設計意図や施設の魅力に関わる部分まで削る
・追加の設計業務が発生する
・開業スケジュールが遅れる
・投資採算が合わず、計画自体が中止される
といった問題が生じます。
優れた設計案であっても、工事予算の範囲内で実現できなければ、施設として完成させることはできません。
建築費まで見据え、施主の事業を成立させる設計ができるかどうかは、これからの設計者にとって、提案の採用や継続受注にも関わる重要な要素となります。
総工事費の大枠は、企画・設計段階で決まる
施設面積、各エリアの収容人数、建築構造、設備構成、動線、内外装の仕様など、総工事費に大きな影響を与える条件の多くは、企画・設計段階で決まります。
見積もり後に施工単価や仕様を一律に削る方法では、施設の品質や魅力を損なうだけでなく、施工会社の適正な利益を圧迫する可能性もあります。
必要なのは、見積もりが出てから仕様を削ることではありません。
企画・設計の初期段階から面積、構造、設備、施工方法を見直し、施設の本質的な価値を維持しながら、投資可能な総工事費に収めることです。
温浴施設の価値を落とさず、建築費を抑える方法
第1講座「建築工事費高騰時代のローコスト開発」では、温浴施設の設計に長年携わってきた有限会社アクアプランニング代表取締役・中村敏之氏が、設計・建築現場で実際に起きている問題と、総工事費を抑える具体的な方法を解説します。
【面積を抑える】
【坪単価を抑える】
【既存の資源を生かす】
施設の機能、魅力、収益力を守りながら、限られた投資額で実現できる設計へ転換するヒントが得られます。
温浴施設を通して、施主の事業性まで理解する
温浴施設では、建築費だけでなく、開業後の燃料費、人件費、維持管理費も経営を大きく左右します。
設計者にとっても、施主がどのような事業課題を抱え、どのような施設であれば投資を決断できるのかを理解することは、事業者に選ばれる提案につながります。
本セミナーでは、第1講座の建築費に加え、第2講座で「人が辞めない組織づくりとローコスト運営」、第3講座で「ローコスト経営のセオリー破り」を取り上げます。
温浴施設の設計から開業後の運営、収益構造までを、一日で学べる内容です。
より多くの方にご活用いただきたくお知らせいたします。
設計会社・建築士・不動産デベロッパーのメリット
・施工見積もり後の大幅なVEや図面修正を減らせる
・施主の予算内で計画を成立させる提案の選択肢が増える
・温浴施設特有の設備構成や面積配分を学べる
・建築費だけでなく、開業後の運営や収益性まで理解できる
・規模やスペック、最新設備だけに頼らない、新しい施設の魅力を提案できる
開催概要
「建設コスト・燃料費・人件費高騰時代
生き残りをかけた セオリー破りのローコスト戦略セミナー」
開催日:2026年9月14日(月)
開催時間:12時30分~16時55分 受付開始 12時00分
開催形式:東京会場およびZoomオンライン配信
東京会場:コトブキシーティング株式会社 パイオニアホール
東京都千代田区神田駿河台1丁目2-1
受講料:一般 33,000円(税込)2人目以降 16,500円(税込)
※講義の録画映像および当日資料を後日配信します。
詳細・お申し込み:
https://aqutpas.co.jp/lowcost-seminar-2026/
データ出典
一般財団法人建設物価調査会
「建設資材物価指数(2026年8月分)」
https://www.kensetu-bukka.or.jp/business/so-ken/shisu/shisu_shizai/
国土交通省
「令和8年3月から適用する公共工事設計労務単価について」
https://www.mlit.go.jp/report/press/tochi_fudousan_kensetsugyo14_hh_000001_00337.html
国土交通省
「建築着工統計調査報告(令和7年度計分)」
https://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_001367.html
※公共工事設計労務単価は、建築設計者の設計報酬ではなく、公共工事に従事する技能労働者の労務単価です。











