「もう歳だから」と諦める前に。 何歳からでも健やかな身体を目指せる考え方
年齢のせいではなく、動かない習慣が身体を硬くしています。小さな習慣から始める、今の身体の声を聴く、日常で動くチャンスを増やすという3つのヒントで、何歳からでも身体は心地よく変化します。

「最近、寝ても疲れがすっきり抜けない」
「身体が昔より硬くなって、前屈がつらい」
「階段より、ついついエレベーターを選んでしまう」
年齢を重ねるにつれて、身体の動かしづらさや重だるさを感じると、「もう歳だから仕方がないよね」と諦めの言葉が口に出てしまいがちです。
しかし、本当に年齢だけが身体の変化の理由なのでしょうか。
コンディショニングの考え方では、「身体はいくつになっても、適切なアプローチで心地よく変化する」と言われています。
「歳をとると筋肉が衰える」と思われがちですが、実はそれ以上に影響しているのが「関節を動かす機会の減少」や「動きのクセ」です。
毎日同じデスクワークを続けたり、同じ姿勢でスマホを見続けたりしていると、脳と神経が「この狭い範囲の動きだけで十分なんだな」と判断し、使わない筋肉や関節を硬くこわばらせてしまいます。
つまり、年齢のせいというよりも、「動かさない習慣」が身体の柔軟性や元気を奪ってしまっているケースが多いのです。
大切なのは、息が切れるようなハードな運動を無理に始めることではありません。今の自分の身体と優しく向き合うことです。
・**「がんばりすぎない」小さな習慣から**
スクワットを毎日50回!といった高い目標は、三日坊主の元になり、身体を痛める原因にもなります。まずは「朝起きたらベッドの上で大きく背伸びをする」「お風呂上がりに肩を5回まわす」といった、心地よく続けられる小さなアクションから始めましょう。
・「**今の自分の身体」の声を聴く**
「今日は右の肩が突っ張るな」「最近、息が浅くなっているかも」など、自分の身体の状態を定期的にチェック(モニタリング)する時間を作りましょう。自分の状態に気づくことこそが、身体を整える第一歩です。
・**日常の「動くチャンス」を楽しむ**
一駅分歩く、遠くのスーパーまで歩いてみる、テレビを見ながら足首を回してみるなど、生活の中に「動く機会」を少しずつ散りばめてみましょう。関節や神経に適度な刺激を与えることで、身体は少しずつスムーズに動きやすくなっていきます。
私たちの身体は、私たちが思っている以上に健気で、かけた手間の分だけ応えてくれます。大切なのは、年齢という数字に縛られることではなく、「今、ここにある自分の身体」をいたわり、向き合うこと。今日からの小さな一歩で、ハツラツとした毎日を手に入れましょう。
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