結婚式の招待状と引き出物。渡し方が変わってきた
式場は決まった。日程も押さえた。ここから招待、席次、引き出物と続きます。準備の中でも、人に関わる部分は調整が多く、時間がかかります。
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式場は決まった。日程も押さえた。ここから招待、席次、引き出物と続きます。準備の中でも、人に関わる部分は調整が多く、時間がかかります。
一方で、この数年で渡し方の選択肢が増えました。紙で送る、当日に手渡す。それが唯一の形ではなくなっています。
この記事では、準備の順番、画面で送る招待状、住所を聞く手間、当日に渡さない引き出物、会場の選び方、そしてゲストへの案内に書くことを整理します。
準備の順番を決める
まず、順番を確認します。前が決まらないと後が動きません。
会場と日程が決まると、招待する人数の枠が決まります。人数が決まると、招待状の手配に進めます。
招待状を出すと出欠が集まり、確定した人数で席次と引き出物を決めます。この流れなので、招待状の締め切りが後ろの工程をすべて左右します。
逆算すると、招待状は式の二か月前には手元に届いている必要があります。差出から返信の締め切りまで、一か月程度は見ておきたいところです。
年配の親族が多い場合は、さらに余裕を持ってください。返信を出す習慣がある世代でも、手続きには時間がかかります。
そして、両家で決めることも先に整理しておきます。誰を呼ぶか、費用をどう分けるか、家ごとの慣習をどこまで通すか。ここでの行き違いは後を引きます。
Dear(結婚式のWEB招待状)は、画面で送る結婚式の招待状です。二次会向けが多いこの分野で、格式の高い式でも使えるようデザインと機能にこだわった形だと案内されています。受付の仕組みや、式の後のお礼状まで扱う機能も用意されているとされています。プランの内容と料金は公式サイトで確認してください。
会場そのものの見方は、https://zero-press.net/columns/kekkonshiki-kaijo-mikata で整理しています。
招待状を画面で送るという形
紙で送る形と、画面で送る形の違いを整理します。
画面で送る形では、印刷も郵送も要りません。切手を貼る作業、返信用の葉書を用意する作業がなくなります。
出欠の集計も自動になります。誰が返信したか、食事の希望はどうか。一覧で見られるため、集計の作業が消えます。
修正もできます。紙は刷ってしまうと直せませんが、画面の形なら内容を後から変えられます。
一方で、配慮が必要な部分もあります。携帯や画面の操作に慣れていないゲストには届きにくくなります。
だから、併用するという判断が現実的です。年配の親族には紙で送り、友人には画面で送る。この形をとる人は増えています。
紙の招待状には、手元に残るという価値もあります。記念として保管する人もいるため、一律に不要とは考えないでください。
親族の考え方も確認しておいてください。形式を重んじる家では、紙で送ることを前提としている場合があります。
式場によっては、提携している印刷の業者があらかじめ決まっていることもあります。外部のサービスを使えるかどうかを、契約の段階で聞いておいてください。
招待状の文面にも決まった言い回しがあります。句読点を使わない、忌み言葉を避けるといった慣習は、画面で送る形でも同じように扱われます。用意されている文例を使うと、外れることがありません。
住所を聞く手間が減る
紙で送る場合、まず住所を集める必要があります。
これが意外と手間です。久しく会っていない友人の住所は分かりませんし、引っ越していることもあります。一人ずつ連絡して聞く作業が発生します。
画面で送る形なら、連絡先が分かれば届きます。住所を聞く工程がまるごとなくなります。
集めた個人情報の扱いも軽くなります。紙で集めた住所の一覧は、式が終わったあとの管理が必要です。
なお、引き出物を配送する形をとる場合は、結局は住所が必要になります。ただしその場合も、ゲスト自身に入力してもらう仕組みがあれば、こちらの手間は減ります。
返信の期限も設定しやすくなります。締め切りが近づいたら通知を出す仕組みを持つサービスもあります。
届いたかどうかを確認できる点も違います。紙で送ると、届いたのか、返信を忘れているのかが分かりません。画面の形なら、開いたかどうかが分かる仕組みもあります。
ただし、催促の連絡は慎重に行ってください。仕組みの上で分かることと、それを相手に伝えることは別です。

引き出物を当日渡さない形
引き出物についても、渡し方が変わってきています。
当日に手渡す形は、ゲストが荷物を持ち帰ることになります。遠方から来た人、二次会に出る人にとっては負担です。
そこで、後日に配送する形や、カードを渡して自分で選んでもらう形が出てきました。
引き出物と引き菓子、縁起物をカード一枚にまとめて贈る形のサービスもあります。ゲストが好きな品を選べる仕組みで、掲載する商品を自分たちで決められるとされています。前撮りの写真をカタログの上部に設定できる機能も案内されています。詳しい条件は公式サイトで確認してください。
選んでもらう形の利点は、好みの差を気にしなくてよいことです。年齢も家族構成も違うゲストに、同じ品を渡す難しさがなくなります。
一方で、当日に手元に何も残らないことを寂しく感じる人もいます。カードのデザインや渡し方で、その印象は変えられます。
親族への引き出物は、地域の慣習が関わることがあります。両家で確認してから決めてください。品数や金額の目安が決まっている地域もあります。
ゲストごとに内容を変えるかどうかも決めておきます。親族と友人で分ける、遠方から来た人には配送にする。決めておくと当日の混乱がありません。
会場の選択肢も広がっている
会場についても、選択肢は広がっています。
屋内の式場だけでなく、庭や自然の中で行う形があります。森ウェディング(自然の中の結婚式)は、木々に囲まれた場所や庭での挙式を提案しているサービスです。季節の草花の中で行う形で、式のあとは併設のレストランでの会食という流れが案内されています。相談はオンラインからも申し込める形で、条件は公式サイトで確認してください。
こうした会場を選ぶ場合、天候への備えが必要になります。雨天の場合にどうするか、屋内に移せるか。契約の前に確認してください。
季節も重要です。屋外は暑さと寒さの影響を直接受けます。ゲストの年齢層を考えて時期を選び、日陰や休める場所があるかも見ておいてください。
移動の手段も見ておきます。公共の交通機関で行ける場所か、送迎があるか、駐車場は足りるか。会場が遠い場合は、ゲストの負担も考えて時間帯を決めてください。

ゲストへの案内で書くこと
最後に、案内に書いておくと問い合わせが減る項目です。
一つ目は、会場までの経路です。最寄りの駅から徒歩何分か、送迎があるか、駐車場の有無。
二つ目は、服装の目安です。屋外の式なら、靴や上着について一言あると助かります。
三つ目は、子連れの可否です。連れて行ってよいか、席は用意されるか、控室があるか。
四つ目は、食事の希望を聞く方法です。アレルギーや苦手なものを伝える欄を用意してください。
五つ目は、当日の連絡先です。遅れる場合や道に迷った場合に、誰に連絡すればよいか。
こうした情報を先に書いておくと、個別の問い合わせが減ります。準備の期間に受ける連絡は、思っているより多いものです。同じ質問が三回来たら、案内に書き足してください。
二次会まで行う場合の進め方は、https://zero-press.net/columns/wedding-nijikai-junbi で扱っています。
よくある質問
年配のゲストにはどうしますか
紙の招待状と併用する形が現実的です。相手に合わせて送り方を変えて構いません。
費用はどのくらい変わりますか
形と人数によります。印刷や郵送の費用は減りますが、サービスの利用料がかかります。総額で比べてください。
出欠の締め切りはいつにしますか
式の一か月から一か月半前を目安にする例が多いようです。会場から指定される期限も確認してください。
引き出物は選んでもらえますか
選べる形のサービスがあります。掲載する品を自分たちで決められるものもあります。
写真は入れられますか
対応しているサービスがあります。前撮りの写真を使えるかどうかを確認してください。
キャンセルはできますか
契約の条件によります。会場もサービスも、時期によって費用の扱いが変わるため、申し込みの前に読んでください。
屋外の式で雨が降ったら
代替の会場や、屋根のある場所への移動が用意されているかを、契約の前に確認してください。判断する時刻も決めておくと安心です。
まとめ
三点にまとめます。
一つ目は、準備の順番を決めること。招待状の締め切りが、後ろの工程をすべて左右します。
二つ目は、ゲストの負担で選ぶこと。荷物、移動、返信の手間。相手の側から見ると判断しやすくなります。
三つ目は、案内に条件を書いておくこと。経路、服装、子連れの可否。先に書けば問い合わせが減ります。
準備の期間は限られています。決める順番を先に整理しておくと、迷う時間が短くなり、当日までの負担も軽くなります。








