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航空券は買ったあとが本番。変更とキャンセルの条件を先に読む

安い航空券を見つけて、その場で決済した。数日後に予定が動いて変更しようとしたら、変更できない運賃だった。払い戻しもほとんど戻らない。

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安い航空券を見つけて、その場で決済した。数日後に予定が動いて変更しようとしたら、変更できない運賃だった。払い戻しもほとんど戻らない。

航空券は、買うときより買ったあとに悩む場面が多い商品です。そして条件は、購入の画面でだいたい示されています。読み飛ばしているだけです。

この記事では、運賃の種類による制約、変更と払い戻しの違い、手数料の出どころ、予定が固まらないときの手配、国内線と国際線の差、そして当日に動けなくなったときの動き方を整理します。

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安い運賃ほど動かせない

同じ便の同じ座席でも、運賃には複数の種類があります。値段が違うのは、席の質ではなく条件です。

安い運賃は、多くの場合、変更ができない、あるいは払い戻しに高い手数料がかかる設定になっています。早めに買うことを条件に割り引かれているので、席を確定させる代わりに柔軟性を手放しているわけです。

反対に、正規の運賃に近づくほど条件はゆるくなります。出発直前でも変更でき、払い戻しの手数料も抑えられている。そのぶん価格は上がります。

つまり、価格差は「動かせる余地」の値段です。ここを理解すると、どちらを選ぶべきかが見えてきます。

判断の基準は単純で、予定が確定しているかどうか。会議の日程が決まっていて動く可能性がないなら、安い運賃で問題ありません。家族の都合や体調で動きうるなら、条件を優先したほうが結果的に安く済むことがあります。

購入の前に、運賃の名称と条件の欄を必ず開いてください。変更の可否、払い戻しの可否、手数料の額。この三つが書かれています。

安い航空券の探し方そのものについては、こちらの記事で扱っています。https://zero-press.net/columns/kakuyasu-koukuken

変更と払い戻しは別の話

混同されがちですが、変更と払い戻しは別の手続きです。

変更は、同じ予約の中で内容を差し替える行為です。日付だけ変えられるもの、便名まで変えられるもの、区間そのものを変えられるもの。段階があります。

払い戻しは、予約を取り消して代金の一部または全部を返してもらう行為です。取消手数料と払戻手数料が引かれ、残りが戻ります。

だから、日程が動くだけなら変更のほうが有利なことが多いです。取り消して買い直すと、その時点の運賃が適用されるため、価格が上がっている場合もあります。

変更ができない運賃でも、日付の変更だけは有料で受けられる、という設定になっていることがあります。一律に「できない」と決めつけず、条件を読んでください。

搭乗券とパスポート

なお、航空会社側の都合で欠航や大幅な遅延が生じた場合は、通常とは別の扱いになります。この場合の対応は、購入した運賃の条件ではなく、各社の規程に沿って行われます。

国内線のチケットをオンラインで買う窓口としては、国内航空券をオンラインで買えるサイトのようなサイトがあります。国内に就航する航空券を扱い、手続きがオンラインで完結する形と案内されています。取り扱いの範囲や条件は変わるため、公式サイトで確認してください。

手数料はどこで発生するか

払い戻しの金額が想定より少ない、という相談の多くは、手数料の構造を知らないことから来ています。

手数料は、少なくとも二か所で発生しえます。一つは航空会社の取消手数料と払戻手数料。もう一つは、予約を仲介したサイトの取扱手数料です。

自社のサイトで直接買った場合は前者だけですが、仲介サイト経由だと後者が上乗せされます。金額は各社が定めているので、購入前に確認しておいてください。

さらに、支払い方法によって戻り方も変わります。カード払いなら、返金は締め日の関係で翌月以降の明細に反映されることがあります。すぐに現金が戻るわけではありません。

一部だけ使った場合、たとえば往復のうち往路だけ搭乗した場合の扱いも、運賃ごとに決まっています。単純に半額が戻るとは限りません。

こうした条件は、購入画面の下部や規約のページに書かれています。読むのは面倒ですが、金額が動く部分なので目を通す価値があります。

予定が固まらないときの手配

予定が動く前提なら、手配の仕方を変えるという手があります。

一つめは、往復を分けて取る方法です。往路の日程は確定していて復路が未定なら、往路だけ先に押さえ、復路は後から取ります。往復割引が効かない分は高くなることがあるので、差額と比べてください。

二つめは、代替便を先に調べておく方法です。同じ日に他の便があるか、翌日の空席はどうか。変更が必要になったときの選択肢を知っていれば、判断が速くなります。

三つめは、条件のゆるい運賃を選んで、差額を保険と考える方法です。変更が発生する確率が高いなら、この差額は無駄になりません。

24時間パッと簡単、すぐに買える!JALで行く国内ツアー予約 ena(イーナ)は、海外と国内の航空券を扱う予約サイトです。空席の確認から座席の確保、支払いまでをオンラインで進める形と案内されています。取り扱う範囲や条件は変わるため、購入前に公式サイトで確かめてください。

出張の場合は、会社の規程も確認しておいてください。変更が生じたときの費用を誰が負担するか、どの運賃まで認められるかが決まっていることがあります。

国内旅行の予約全般の考え方は、こちらの記事でも扱っています。https://zero-press.net/columns/kokunai-ryoko-yoyaku

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国内線と国際線で違うところ

同じ航空券でも、国内線と国際線では実務が違います。

発券のタイミングが違います。国際線では、予約と発券が分かれていて、発券してから条件が確定する形が一般的です。発券前と発券後で、取り消しの扱いが変わります。

名前の扱いも厳格です。国際線では、旅券の表記と一致していないと搭乗できません。綴りの誤りは修正できる場合もありますが、手数料がかかったり、取り直しになったりします。

乗り遅れたときの流れも違います。国際線では、往路に搭乗しなかった時点で以降の区間が無効になる扱いが取られることがあります。片道だけ使うつもりで往復を買うのは避けてください。

税金や燃油に関わる費用の扱いも異なります。払い戻しの際、運賃部分は戻らなくても、一部の費用は返還の対象になる場合があります。金額の内訳を確認してください。

空港のターミナル

複数の区間をまたぐ旅程では、どこか一つの変更が全体に影響します。区間ごとに別で買うか、まとめて買うかは、変更の起きやすさで判断してください。

当日に動けなくなったときの動き方

体調を崩した、交通機関が止まった、仕事が終わらない。当日に動けなくなることはあります。

このとき、まず連絡してください。出発時刻を過ぎてからの連絡と、前の連絡では扱いが変わります。手続きの期限が「出発前まで」と定められていることが多いためです。

連絡先は、購入した経路で変わります。仲介サイトで買ったなら、まずそのサイトへ。直接買ったなら航空会社へ。ここを間違えると時間を失います。

証跡は残しておいてください。連絡した日時、担当者名、案内された内容。あとで説明が必要になったときに役立ちます。

診断書が必要になる場合もあります。傷病による取り消しで手数料の扱いが変わる制度を設けている会社があるためです。条件は各社の規程によります。

旅行保険やカードの付帯サービスも確認してください。取消費用を補償する特約が付いていることがあります。加入している内容を、出発前に一度見ておくと安心です。

会社の出張であれば、規程に沿った報告も必要です。誰にいつ伝えるかを、あらかじめ決めておいてください。

天候による欠航や遅延の場合は、扱いが別になります。航空会社の判断で運航を取りやめたときは、手数料なしでの払い戻しや、同一区間の後続便への振り替えが案内されることが一般的です。この場合、自分から取り消すより、案内を待ってから動くほうが有利になります。

慌てて自己都合で取り消してしまうと、本来受けられた扱いを逃すことがあります。空港に着いてしまっているなら、カウンターの案内に従うのが確実です。

よくある質問

名前の綴りは直せますか

軽微な誤りは修正できる場合がありますが、手数料や取り直しになることもあります。購入直後に確認してください。

払い戻しはいつ戻りますか

支払い方法によります。カード払いの場合、明細への反映が翌月以降になることがあります。

乗り遅れたらどうなりますか

運賃の条件によります。以降の区間が無効になる扱いもあるため、遅れそうな段階で連絡してください。

手数料は二重にかかりますか

仲介サイト経由の場合、航空会社の手数料に加えて取扱手数料がかかることがあります。購入前に確認してください。

早く買うほど安いのですか

早期に買うことを条件とした運賃はありますが、時期や路線によって変動します。条件と価格を合わせて見てください。

出張の精算はどうすればよいですか

会社の規程によります。変更が生じた場合の負担の扱いも含めて、事前に確認しておいてください。

まとめ

航空券は、価格ではなく条件で選ぶ場面があります。運賃の名称と、変更・払い戻しの可否と手数料。この三つを購入前に読んでください。

手数料は航空会社と仲介サイトの二か所で発生しえます。戻る金額を見積もるときは、両方を数えてください。

予定が動く前提なら、往復を分ける、代替便を調べておく、条件のゆるい運賃を選ぶ。この三つが現実的な備えになります。運賃の条件は各社の規程が正なので、購入前に必ず確認してください。

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