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服を借りる、選んでもらう。買わない服の持ち方

朝、クローゼットの前で5分立ち尽くす。買ったのに一度も着ていない服がある。着回しを考えるのが面倒で、結局同じ組み合わせになる。

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朝、クローゼットの前で5分立ち尽くす。買ったのに一度も着ていない服がある。着回しを考えるのが面倒で、結局同じ組み合わせになる。

服を買うことが前提でなくなってきたのは、こうした負担が積み重なった結果です。借りる、選んでもらう、届くのを待つ。持ち方の選択肢が増えています。

この記事では、負担の中身の分け方、借りる形と届く形の違い、必要な量の見積もり、選んでもらうという考え方、費用の見え方、そしてやめるときの条件を整理します。

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服選びのどこが負担かを分ける

まず、自分にとって何が負担なのかを分けてください。ここで向く形が変わります。

一つ目は、選ぶこと自体が苦手な場合です。何が似合うか分からない、組み合わせが思いつかない。この場合は、選ぶ工程を人に任せる形が向きます。

二つ目は、時間がない場合です。選び方は分かるが、買いに行く時間も探す時間もない。この場合は、届く形が向きます。

三つ目は、置き場所がない場合です。持てる量に限りがあり、増やしたくない。この場合は、返す前提の形が向きます。

四つ目は、費用を平らにしたい場合です。季節ごとにまとめて買うのではなく、毎月一定にしたい。

多くの人は複数が重なっています。ただ、一番大きいものはどれかを決めておくと、比べる基準ができます。

ビズ服(仕事着のレンタル)のように、仕事で着る服をまとめて借りる形のサービスもあります。9着または6着というまとまった数を月額で借りられ、平日を着回せる量を想定した構成だと案内されています。クリーニングをして返す必要がない形で、交換の仕組みも用意されているとされています。プランの内容は変わることがあるため、公式サイトで最新の情報を確認してください。

買う場所そのものの選び方は、https://zero-press.net/columns/kaimono-doko-fashion で整理しています。

借りる形と選んでもらう形

大きく二つに分かれます。手元に残るかどうかです。

借りる形は、期間が終われば返します。着なくなった服が家に増えないという利点があり、季節ごとに入れ替えられます。

一方で、自分のものにはなりません。気に入った一着を長く着たい人には向かないことがあります。買い取れる仕組みを用意しているサービスもあるため、そこは確認してください。

届く形は、選ばれた服が手元に残ります。買い物の代行に近い形で、選ぶ工程だけを任せる考え方です。

どちらが良いというより、服に対する考え方の違いです。所有を減らしたいのか、選ぶ手間を減らしたいのか。

サイズが合わなかったときの扱いも違います。借りる形は交換で対応できることが多く、届く形は返品や交換の条件を確認する必要があります。

ラックに掛かった服

月にどれだけ必要かで決める

次に、量を見積もります。ここを飛ばすと、多すぎるプランを選んで持て余します。

平日に着る服が必要なら、5日ぶんを回せる量が要ります。同じものを続けて着ない前提なら、それなりの数になります。

休日だけなら、1組か2組で足ります。この場合、大きなプランを選ぶ意味はありません。

出張や来客の予定がある月とない月では、必要な量が変わります。月ごとに変更できるかどうかも確認してください。

手持ちの服との組み合わせも考えます。すべてを借りる必要はなく、上だけ借りて下は手持ちを使うという形もあります。

季節も見ておいてください。夏と冬では枚数も厚みも違います。年間で同じプランが合うとは限りません。

洗濯の回数も量に影響します。自分で洗える素材が多いプランなら少ない枚数で回せますし、返して交換する前提なら手元の枚数は少なくて済みます。生活の中で洗濯にどれだけ時間を割けるかも、量を決める材料になります。

最初は少なめから始めるのが安全です。足りなければ増やせますが、多すぎるプランは着ないまま返すことになり、支払いだけが残ります。

ビジネスカジュアルの組み立て方については、https://zero-press.net/columns/suit-business-casual で扱っています。

スタイリストに任せるという考え方

選ぶ工程を人に任せる形について、もう少し具体的に見ます。

多くのサービスでは、最初に希望を伝えます。体型、好み、避けたい色や形、着る場面。この情報をもとに選ばれます。

伝える情報が具体的なほど、届くものが合ってきます。「無難な感じで」より、「取引先に会う日に着られる」「派手な柄は避けたい」のほうが正確に伝わります。

メンズファッションのサブスクレンタル-UWear(ユーウェア)は、専任の担当者が希望を聞いてコーディネートを組む形のサービスです。服の悩みを相談できる仕組みがあり、サイズの不安や着こなしについても聞けると案内されています。プランは着数と用途によって分かれており、料金は公式サイトで確認してください。

合わなかったときのやり取りも重要です。次回に反映してもらえるか、その場で交換できるか。ここが機能しているサービスは、回を重ねるほど精度が上がります。

任せることに抵抗がある人もいますが、選択肢を減らすという意味では効果があります。自分の好みが定まっていない段階では、届いたものを着てみることで基準ができることもあります。

届いた服は写真に残しておくと役に立ちます。着た日と場面を添えておけば、次に希望を伝えるときの材料になりますし、手持ちとの組み合わせも思い出せます。

合う合わないは、数回では判断できません。二、三回受け取ってから決めるくらいの心づもりでいると、最初の一回で切り上げずに済みます。

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費用の見え方を確かめる

料金は、月額だけを見ないでください。

まず、月額に何が含まれるかです。着数、交換の回数、クリーニングの扱い、送料。ここが違うと、同じ金額でも中身が変わります。

交換の回数は特に見ておく価値があります。回数が決まっている形と、追加で交換できる形があります。

送料の扱いも確認します。往復とも含まれるのか、返送だけ自己負担なのか。

汚してしまった場合の扱いも聞いておいてください。通常の使用による汚れは対象外とする形が一般的ですが、破損や紛失は別の扱いになります。

そして、手持ちの服にかけていた金額と比べてみてください。年に何回、いくら使っていたか。単純に安いか高いかではなく、時間の節約も含めて判断する話になります。

手放す側の費用も計算に入ります。着なくなった服を処分する手間、収納にかかる場所。持たない形にすると、この部分がなくなります。

やめるときのことを先に見る

最後に、契約を終える条件です。ここは始める前に読んでおいてください。

最低の利用期間があるかを確認します。数か月の縛りがある形だと、合わなくても続けることになります。

解約の申し出の期限も見ます。次の発送の何日前までか。過ぎると翌月分が発生します。

返却の期限と方法も確認してください。返し忘れた場合の扱いが定められています。

休会できる仕組みがあるかも見ておきます。忙しい月や出張の多い月に止められると、無駄が出ません。停止できる期間の上限が決まっていることもあるため、そこも読んでおいてください。

そして、退会後の扱いです。手元にある服をどうするのか、返却が完了するまでの手続きは何か。

服の入った段ボール箱

条件を読むのは面倒ですが、始める前の10分で後の面倒がなくなります。特に自動で更新される契約は、止める操作をしない限り続きます。

よくある質問

サイズが合わなかったらどうなりますか

交換に対応している形が一般的です。ただし条件と回数が決まっていることがあるため、申し込む前に確認してください。

汚してしまった場合は

通常の使用による汚れは対象外とされることが多いようです。破損や紛失の扱いは契約ごとに違うため、必ず確認してください。

気に入ったら買い取れますか

買い取りに対応しているサービスがあります。対応の有無と価格の考え方を確認してください。

解約はいつでもできますか

最低の利用期間や申し出の期限が定められている場合があります。始める前に条件を読んでください。

届くまでどのくらいかかりますか

サービスと時期によって変わります。必要な日が決まっているなら、余裕を持って申し込んでください。

自分で選ぶこともできますか

任せる形と、自分で選べる形があります。どちらを希望するかで選ぶサービスが変わります。

家族と共有できますか

契約は個人単位が基本です。サイズも登録した情報に基づくため、共有を前提にしない形が一般的です。

まとめ

三点にまとめます。

一つ目は、負担の中身を分けること。選ぶことが苦手なのか、時間がないのか、置き場所がないのか。ここで向く形が決まります。

二つ目は、着る日数から逆算すること。必要な量が分かれば、過剰なプランを選ばずに済みます。

三つ目は、やめる条件を先に読むこと。最低の期間、申し出の期限、返却の方法。ここを確認してから始めてください。

服を持たないという選択も、選ばないという選択も、いまは仕組みとして用意されています。自分の負担に合うものを選んでください。

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