第三者評価を受けた保育施設の56%、国の公表システムから結果にたどり着けず——5,477施設分を集め無料公開
こども家庭庁「ここdeサーチ」9,314施設の全数調査。掲載先の記載は4,024施設のみ——保育情報サイト「園えらびの手がかり」が、秋の入園申込を前に評価結果を読める経路を整える 保育施設の情報サイト「園えらびの手がかり …

こども家庭庁「ここdeサーチ」9,314施設の全数調査。掲載先の記載は4,024施設のみ——保育情報サイト「園えらびの手がかり」が、秋の入園申込を前に評価結果を読める経路を整える
保育施設の情報サイト「園えらびの手がかり」(https://enlabel.jp )は、全国の保育施設について、第三者評価の結果が保護者から見える状態にあるかを調べました。評価結果を公表しているとされる9,314施設のうち56.8%で、国の公表システムに結果の掲載先が記載されておらず、そこからは結果にたどり着けないことが分かりました。当サイトは都道府県の公表元から40都道府県・5,477施設分の評価結果を集め、園ごとのページで無料公開しています。

調査でわかったこと
こども家庭庁の「子ども・子育て支援情報公表システム(ここdeサーチ)」で、第三者評価の受審状況が「実施(結果の公表有り)」となっている保育施設は、全国で9,314施設ありました(休止・廃止の施設を除く)。
このうち、結果の掲載先(URL)の欄に記載があるのは4,024施設(43.2%)でした。残る5,290施設(56.8%)は、公表しているという申告があるものの、同システムの当該欄は空欄で、そこからは結果にたどり着けません。
なお、掲載先の記載がないことは、評価を受けていないことや、結果が存在しないことを示すものではなく、都道府県の公表ページや福祉医療機構(WAM NET)から結果を閲覧できる場合があります。
なぜ問題になるか
第三者評価は、外部の評価機関が園の運営や保育の内容を調べ、結果を公表する制度です。受審は任意で、費用と準備の時間がかかります。
つまり、受審した園は自ら手間と費用をかけています。その結果が保護者の目に触れなければ、園の努力が保護者に届かず、保護者は判断材料を得られません。制度の目的である「利用者がサービスを選択する際の参考情報」としての機能が、最後の一歩で途切れている状態です。
当サイトの対応
当サイトは、都道府県や評価推進機構が自ら公表しているページを個別に確認し、規約上の制限がないことを確かめたうえで、評価結果の総評を園ページに掲載しました。現在、40都道府県・5,477施設分を掲載しています(東京都3,676施設、神奈川県859施設、愛知県271施設ほか)。
掲載にあたっては、評価機関名・評価の確定時期・原本へのリンクを併記し、総評は加工せずに引用しています。本文が長い施設については、「特によいと思う点」「さらなる改善が望まれる点」を項目ごとに読める専用ページを園ごとに設けました。評価結果が読めない施設についても、結果を自分で探せる経路をまとめた案内ページ(https://enlabel.jp/hoikuen/daisansha/ )を用意しています。
■調査の方法
こども家庭庁「ここdeサーチ」の全国公表データ(CSV374本)を対象に、「第三者評価等の実施・結果の公表状況」が「実施(結果の公表有り)」の施設について、「第三者評価等の結果」欄の値を分類しました。集計日は2026年8月17日です。
配布されたCSVを直接読み、次の2点を確認しています。
・URL以外の形式(「都道府県のページを参照」等の文言)で掲載先が示されている例は、全国で1件もありませんでした。記載がない施設の欄は、いずれも空欄です。
・集計に用いた当サイトのデータベースの値が、配布元CSVの原値と一致することを47,818件で照合しました(2026年8月15日実施・不一致0件)。
会社概要
「園えらびの手がかり」(https://enlabel.jp)は、全国55,340の保育施設について、公開情報から確認できた事実を園ごとに1ページへまとめた無料の情報基盤です。こども家庭庁「ここdeサーチ」の公表データ、都道府県が公表する第三者評価の結果、求人媒体10媒体・掲載中約30万件の日次観測を集約し、すべての数値に出典と時点を明示しています。園の採点・ランキングは行わず、表示値と配布元データの一致を毎日機械照合しています。園・人材紹介会社からの広告や手数料は受け取っていません。
【会社概要・お問い合わせ先】
会社名・屋号: 園えらびの手がかり
公式サイト: https://enlabel.jp/










