定額飲み放題のウォーターサーバーとは。水道水を注ぐタイプとボトル式の違い
ウォーターサーバーの費用の内訳から、ボトル配送式・水道直結式・水道水補充式の違い、定額タイプが向いている場面、事務所での使い方、申し込み前の確認点までを整理しました。
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ウォーターサーバーを使っていると、明細を見て「思ったより出ていくな」と感じる月があります。水をよく飲む季節、来客が続いた月、料理にも使った月。使った分だけ費用が増える仕組みなので、当然といえば当然です。
そこで注目されているのが、定額で使えるタイプのサーバーです。水道水をタンクに注いで使う方式なら、ボトルの注文も受け取りも在庫置き場もいりません。この記事では、サーバーの費用が何で決まるのか、給水方式ごとの違い、定額タイプが向いている場面、そして申し込み前に確認しておきたいことを整理します。
ウォーターサーバーの費用は何で決まるのか
毎月の支払いを分解すると、いくつかの費目に分かれます。
まずサーバー本体の利用料です。無料としている事業者もあれば、月額として請求する事業者もあります。次に水の代金。ボトルを購入する方式ではここが変動費になり、使う量に比例して増えていきます。定額の方式ではこの部分が固定になるか、そもそも水の購入という考え方がなくなります。
三つ目が電気代です。冷水や温水を保つために通電し続けるので、契約とは別に家庭の電気料金として発生します。省電力の機能を備えた機種もあります。四つ目がメンテナンス費。内部の清掃や部品交換をどう扱うかは事業者によって異なり、定期的に費用がかかる場合と、一定回数まで無料で受けられる場合があります。
そして見落としやすいのが解約時の費用です。最低利用期間が設けられていることが多く、期間内に解約すると所定の金額を求められる場合があります。撤去や返送の費用が別途かかることもあります。
使う量が増えるほど効いてくるのは水の代金、使う量に関係なくかかるのが本体利用料と電気代、そして契約の入口と出口で効いてくるのが最低利用期間と解約金。この3つの性格を分けて見ると、自分にとってどの方式が合うかが判断しやすくなります。
ボトル配送式・水道直結式・水道水補充式の違い
給水の方法は大きく3つに分かれます。
ボトル配送式は、水の入ったボトルを定期的に届けてもらう方式です。天然水やRO水といった水の種類を選べるのが特徴で、水そのものにこだわりたい人に向きます。一方で、受け取りの手間、空きボトルの保管や返却、そして在庫を置くスペースが必要になります。使う量が増えるほど費用も増える構造です。

水道直結式は、宅内の水道管から本体へ直接給水する方式です。水を補充する手間がなく、使う量を気にせず使えます。ただし設置時に配管工事を伴うため、賃貸住宅では管理会社への確認が必要になり、置ける場所も水回りの近くに限られます。
水道水補充式は、本体のタンクに自分で水道水を注ぐ方式です。工事が不要で置き場所の自由度が高く、ボトルの注文も在庫も要りません。手間としては、タンクが空になったら注ぎ足すという作業が日常に加わります。
ボトル配送式の詳しい選び方、水の種類による違いについては https://zero-press.net/columns/water-server-erabikata で整理しています。水そのものを選びたい方はそちらもあわせて読んでみてください。
定額(飲み放題)タイプが向いている人
定額タイプは、使う量にかかわらず月々の支払いが一定になる仕組みです。向いているのは、まず水をよく使う世帯。家族の人数が多い、在宅時間が長い、夏に麦茶をよく作るといった家庭では、従量課金だと支出が読みにくくなります。
料理に使いたい人にも向きます。米をとぐ、汁物を作る、野菜をゆでるところまで使いたい場合、ボトル方式だと消費がかなり早くなります。定額なら量を気にせず使えるので、用途を広げやすいのが利点です。
家計の見通しを立てたい人にも合います。毎月の金額が変わらないので、固定費として扱えます。逆に、使用量が少ない家庭では割高に感じることもあります。一人暮らしで飲用にしか使わない、家にいる時間が短いといった場合は、定額の金額と実際に使う量を照らし合わせてから決めたほうがよいでしょう。
なお定額といっても、上限が設けられている場合があります。契約内容によって扱いが違うため、条件は申し込み前に確かめてください。
水道水を注いで使うタイプの仕組みと日々の手間
水道水補充式の使い方はシンプルです。本体上部などにあるタンクを外して水道水を入れ、戻す。あとは通常のサーバーと同じように冷水・温水が使えます。1回に入る量は機種によりますが、数リットル程度が一般的で、使う量が多い家庭では1日に何度か注ぎ足すことになります。
ボトルの注文が不要になるのは、思っている以上に大きな変化です。在庫が切れる心配がない、受け取りの時間を気にしなくてよい、空きボトルの置き場に困らない。集合住宅の上階に住んでいる人ほど、この違いを実感しやすいはずです。
この方式のサーバーには、注いだ水道水からミネラル水素水を作る仕組みを備えたものもあります。定額で使えるタイプとして案内されており、サービス側の説明では、すでにサーバーを使っている人からの乗り換えが新規申込者の半数以上を占めるとされています。一人暮らしからシニア層まで幅広い世代が対象とされており、機能や申し込み条件は水道水を注ぐだけの簡単サーバー【アクアバンク】
のページで確認できます。
日々の手入れについても押さえておきましょう。タンクに自分で水を入れる方式である以上、注ぎ口やタンクの清掃は使う側の役割になります。カートリッジや内部部品の交換がある機種では、その頻度と費用も確認が要ります。水道水を使う仕組みなので、水質そのものは地域の水道の状況に左右されると考えておくのが妥当です。
事務所・店舗に置くときの考え方
給水環境は事業所でも需要があります。来客用のお茶を出す、従業員が水分をとる、教室やジムで利用者に提供する。人数が読めない場所ほど、従量課金だと月々の変動が大きくなります。

法人での利用を想定して案内されているサービスもあります。水道水を注ぐだけで使えるためボトルの注文が不要で、在庫を置くスペースもいりません。定額制で年間1,000リットルまで使えるという条件が示されており、年に1回のメンテナンスが無料で受けられるとされています。事務所の経費削減、パーソナルジム、エステサロン、教室といった業種が利用先として挙げられており、飲用だけでなく米とぎや料理に使うという提案もされています。
事業所に置く場合は、置き場所の動線を先に考えておくと失敗しません。人が集まる場所に置けば使われますが、通行の邪魔になると不満が出ます。電源の位置、床の耐荷重、水をこぼしたときの床材への影響も見ておきましょう。複数のフロアがある場合は、1台で足りるのか、階ごとに必要かも検討材料です。
契約の名義、請求書の発行方法、設置日の調整といった事務手続きも、法人だと個人契約とは進め方が変わります。詳しい条件は月々3,980円定額のウォーターサーバーのアクアバンク
のページで確認してください。
申し込みから設置までに確認しておくこと
設置スペースは、本体の寸法だけでなく、上部のタンクを開ける高さ、背面や側面に必要な放熱の隙間まで見て判断します。カタログの外形寸法だけで決めると、置いてから開けにくいという事態になりがちです。
電源は、たこ足配線を避けられる位置にあるかを確認します。床の耐荷重や、水がこぼれたときのことも考えると、設置場所は水回りに近いほうが扱いやすくなります。
申し込みから設置までの期間、契約期間の長さ、期間内に解約したときの費用、メンテナンスの頻度と実施方法。この4点は、契約前にひととおり目を通しておきたい項目です。引っ越しの予定がある人は、移設の可否と費用も確認しておくと安心できます。
サーバーを置かずに済ませる選択肢もあります。蛇口側やキッチン側で浄水するタイプの比較は https://zero-press.net/columns/josuiki-erabikata で整理しているので、置き場所に悩んでいる方はそちらも見てみてください。
よくある質問
定額だと本当に使い放題ですか。
契約内容によります。上限が設定されている場合もあるため、月間や年間で使える量の条件を申し込み前に確認してください。
工事は必要ですか。
水道水補充式とボトル配送式は工事が不要です。水道直結式は配管への接続を伴うため、賃貸では管理会社の許可が必要になることがあります。
電気代はかかりますか。
冷水や温水を保つために通電するので、家庭の電気料金として発生します。省電力の機能を持つ機種もあるため、気になる場合は仕様を確認してみてください。
引っ越すときはどうなりますか。
移設に対応している事業者が多いものの、手続きや費用の扱いは契約によって異なります。引っ越しの予定がある人は、申し込み時に確認しておくとよいでしょう。
浄水器とどちらがよいですか。
冷水・温水がすぐ使えることを重視するならサーバー、置き場所を取りたくない、キッチンをすっきりさせたいなら浄水器という整理になります。使う場面から逆算して選んでください。
まとめ
定額タイプのサーバーを検討するときの判断軸は3つです。どれくらいの量を使うか、どこに置けるか、そして契約期間と解約の条件はどうなっているか。
使う量が多く、料理にも使いたいなら定額の仕組みが噛み合います。使う量が少ないなら、支払いが固定される分だけ割高になることもあるので、実際の消費量と照らして考えてください。置き場所については、工事の要否と本体寸法、電源の位置を先に確認しておくと、設置後に困りません。
そして契約の出口。最低利用期間と解約時の費用、メンテナンスの扱いは、申し込む前に読んでおきたい項目です。ここまで押さえておけば、月々の負担を落ち着いて比べられます。





